『神様のメモ帳』 [ライトノベル(少年・総合)]
ニート探偵が、死者を代弁する。
主人公は、ニート予備軍。ある日であった同級生・彩夏に連れられて行ったラーメン屋で、ニートな人々と会い、ニート探偵と出会う。ニートになりたくないと思いつつも、ニート達の人柄や、なにより彩夏に惹かれていく。
しかし、主人公が気づかぬうちに、事態は進行し、ある日。
ちょっと違うかもしれないけれど、なんとなく『イリヤの空、UFOの夏』を思い出した。
ライトノベル特有の甘さと共に、若さという未熟さの残酷さを合わせてえがいているからかもしれない。
ちょっとヘヴィなところもあるけれど、読む価値ありの一冊だと思います。
★★★★
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