オリンピックなんて、いらない その1。 [雑想]
明日の都議選の争点にもなっていますが。
日本だから、できる。
あたらしいオリンピック!
もうウンザリ。
ほんと、やめてほしい。
ぼくとしては、もうオリンピック自体に興味なし。
なくていい。
先に断っておくと、ぼくはスポーツ観戦は全般的に嫌いじゃない。
最近はあまりやらないけど、夜遅くまで観ちゃって寝不足ってこともよくあった。
でも一方で、「ニッポンがんばれ」みたいなのって、あんまり好きじゃない。
もちろん日本人(チーム)を応援することもあるけれど。
それよりもいい試合、素晴らしい演技を純粋に楽しむことを重視してしまう。
だから、ここ最近のバレーボール中継のように、全面的に日本の応援ばっかりで、
日本以外の試合を蔑ろにしたりという傾向が強くなっているのは、すごくイヤ。
日本人が凄かろうが何だろうが、自分とはあんまり関係ないと思うけど。
「日本人って、やっぱスゲーなー」みたいなことで優越感に浸ったりしてみたって、
自分が偉くなった訳じゃないのに。
そういうものを人に簡単に託しちゃう人が多い。
他と比べることでしか物事を評価できない、相対的なものの見方しかできないの
って、つまんないのに。
ただ、特定の選手やチームが強くなっていく様を観るのはやっぱり楽しい。
その意味で、“日本”に目を向ける可能性が高くなるのは当然だし理解できる。
○○選手が金メダルを獲ったとか、二大会連続だとか、それはやっぱりすごいな
って思える。
でも、日本の金メダルが何枚目だとか、前の大会より多いだとか少ないだとか、
そんなのどうでもいいでしょ。
今のスポーツ観戦って、“プレイヤーの恍惚感を奪い取る”ことになってしまってい
る、そんな気がしてならない。
ただでさえスポーツに対する純粋な気持ちが怪しいのに、それに輪を掛けるように
欺瞞と私利私欲の臭いがぷんぷんする。
そのことについては、またいずれ。
2009-07-11 20:18
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