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おじさんの料理 筑前煮 [料理]

うちでは正月に決まって「煮しめ」と称して筑前煮を作ったものでした。それなら私はさぞかし筑前煮が好きだろうって? いやそれは逆ですよ。正月休みに筑前煮ばっかり食わされてごらんなさい。昼も、晩も。今日も明日もあさっても。それが毎年。これでも嫌いにならなきゃ、どうかしてる位だ。

でも数年前の料理挑戦では、おもな和食をすべてトライしようとしたので筑前煮も作りました。作ってみると、うまく作れるものですよ。その時、母が筑前煮をどうして食べきれないほどの分量作ったのかがわかりました。この料理って、少量作るのが難しいんですね。そのことは下の奮戦記録の最後にも書いてあります。

さて、私は一度筑前煮をうまく作ったことがあり、私自身はもう食べたくないので、今回は作りません。数年前の奮戦記録だけを載せます。

**** 数年前の奮戦記録 ****

筑前煮

主材料
鶏もも肉
ゆで筍
れんこん
にんじん
ごぼう
こんにゃく
干しいたけ
きぬさや

調味料など
サラダ油
だし汁(一番だしのレシピが多いが昆布だしもある)
砂糖

しょうゆ
みりん

鶏もも肉は皮、脂肪、筋を取り、酒小さじ1、しょうゆ小さじ2で下味をつける
干しいたけは戻して一口大に切る。
れんこんは皮をむき乱切り、酢水につけて灰汁を抜く。
ごぼうは皮をこそげ取り、一口大に切る。水につけて灰汁を抜く。
こんにゃくは手で一口大にちぎり、ゆでて臭みを取る。
ゆで筍は5分ほど下ゆでする。
にんじんは乱切り。
鶏肉、ごぼう、れんこん、にんじん、こんにゃく、筍、しいたけの順に入れ油で炒める。
だし汁を入れ煮立ったら、砂糖大さじ2、酒大さじ3、しょうゆ(いい味加減になるまで入れる。大さじ3では足りない)の順で入れ、落し蓋をして弱火で煮る。鶏肉は火が通ったら取り出す。
煮汁が少なくなってきたら最後に鶏肉を戻し、みりん大さじ1と1/2を加える。
器に盛った後、ゆでたきぬさやを彩りに載せる。

だし汁は、だし昆布を水に浸して作る昆布だしで充分おいしい。だし昆布とかつおぶしを両方使った一番だしを使うまでもない。

筑前煮は多くの具材を入れるので、そのひとつひとつが小さいと思っても出来上がりは大鍋に一杯になる。気をつけよ。


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