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おじさんの料理再挑戦 ぶりの照り焼き [料理]

ぶりの照り焼きは数年前の奮戦の記録があるので、まずはそれを載せます。

**** 数年前の奮戦記録 ****

ぶりの照り焼き

主材料
ぶり切り身

調味料など
しょうゆ
みりん

ぶりをしょうゆとみりん半々の液に漬け置く。
魚焼き網やグリルで焼く。火が通ってきたら漬け汁を刷毛で何度か塗る。
裏返す時に身が壊れやすいので注意。片側を箸で支えておき、反対側からフライ返しですくうと良し。

焦げやすいしょうゆだれを塗りながら焼くので、どうしても脂の多い部分から先に焦げてくる。この料理は多少の焦げを気にしてはならない。かまわず焼き上げる。

**** 今回の再挑戦 ****

数年前の記録を読んで私が思ったこと。しょうゆとみりんを半々にすると、それは砂糖醤油のように甘くなるはず。それでいいのか? でも以前の奮戦の時に覚えたことがありまして、煮魚は砂糖を多すぎるほど入れても甘くならない。照り焼きのタレもそれと同じかもしれない。それに数年前の記録はすべて私が自分で試してうまく行った結果だけを書いている。そんなわけで、みりんの量を控え目にしたくてたまらない気持ちを抑え、しょうゆと同量使ってみました。さて結果は・・・。

まず焼く時、昔は魚焼き網を使ったものですが、グリル付きガスレンジの説明書には魚焼き網を使わないでくださいと書いてあります。火が焼き網に沿って広がるので、レンジの上板がすぐに黒く焼けちゃうのです。そのかわりにグリルを使えということらしい。このグリルは魚をひっくり返したりするのが少々やりにくいのでどうかと思っていましたが、なんのなんのバッチリうまく行くもんです。

焦げにくいようにグリル内の網を低く設定します。切身の皮の側は脂が多いらしく焦げやすいので、これを火から遠い場所にして載せます。片面を焦げ目がつくまでしっかり火を通してから、火力を弱火にし、刷毛でタレを塗ります。これを乾かすように弱火で焼いてまたタレを塗ります。こんな風にして3回塗り乾かしたら切身をひっくり返します(上に書いたとおり片側を箸で支えておき、反対側からフライ返しを滑り込ませます)。火力を強くして裏面も同様に焼き、火を弱めて3回タレを塗り乾かしてできあがり。グリルでこんなにうまく行くとはなあ。母は最近よく、表面に焦げ目をつけてからフライパンでタレをからめますが、こんなにうまく行くなら昔ながらの照り焼きにしたほうが良いですよ。

味のほうは母に聞いてみました。こんな感じで良いそうです。みりんの甘味ははっきり感じますが、ぶりの照り焼きは本来甘味がありますもんね。今回の料理再挑戦は成功、ということで。


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