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実は鉄子(^^ゞ [Caplio君と歩く♪]

柴壱の好きな場所のひとつに、【江戸東京博物館】がありまして、時々訪れたくなります。

  

黄色い電車で都心へ向かう時は、必ず目に留まりますので、久しぶりにまた行ってみたいな…
と思っていたところ、企画展で大鉄道博覧会】があるというではありませんか。
実は、隠れ鉄道マニアなのです…柴壱。
会期は7/10から約2ヵ月間とのこと。
「まだまだ先のこと」「まだ間に合う」がいつもの柴壱ですが
この手の展示会は、評判が評判を呼んで、後になればなるほど混雑するもの。
夏休みに入れば家族連れで大混雑になることは必至、
ということで、オープンを待って(初日はやっぱり混みそう)、7/12にさっそく行ってきました

  


ここを訪れたことのある方はご存じと思いますが、
常設展を見るには、この長~いエスカレーターで6Fまで上がります。

  

が、今回はまず企画展から、ということで1Fからスタート。
大鉄道博覧会らしく、入場ゲートは駅の自動改札口のよう。
気分盛り上がるぞ~~~~~!!

  

…と思ったら、常設展も同じゲートになっていることが、あとで判明(>_<)
3年くらい前に来た時は、確か普通の「もぎり」だったのに…しばらく来ないうちに変わってたのね。

  

改札を通ると、まず迎えてくれるのがこのSL「下工弁慶号」。
ちょうど100年前(1907年)に製造されたもので、現存する走行可能なSLとしては
最古のものだそうです。

  

オープン3日目とはいえ、結構人が入っています。
そうそう、「改札口」で、係員のおねえさんに「写真とっても大丈夫ですか~?」ときいたところ
「フラッシュ使わなければ大丈夫ですよ~」とのこと。

  

会場内では、あちらこちらにこのような↑表示が。
みんな、一眼レフからケータイカメラまで、それぞれにパシャパシャやりながら楽しんでいます。

こちらは、特急「つばめ号」の展望デッキを再現したもの。
家族連れには格好の撮影スポットです。

  

ツバメは鳥の中でも最速で飛ぶ鳥、ということで、最速で走る特急列車にも名づけられたとのこと。
「つばめ号」と同時に「はと号」というのも登場して、「つばめガール」「はとガール」と呼ばれる
特急列車版客室乗務員のような女性たちが活躍していたとか。
柴壱が物心ついた時には、ツバメより速く飛ぶ(?)新幹線「ひかり」が登場していましたから
彼女たちの活躍など、全く知りませんけどね。

昭和40年代に入って、団塊の世代が修学旅行に出かけるようになると、
3人掛け座席の専用列車が登場しました。

  

柴壱の修学旅行といえば‥‥
小学校の時は、国鉄ではないけど、東武線の専用列車で日光へ行きましたね。
中学の時は、もう新幹線でしたよ。京都、奈良へ。
そして、高校の時は

  

こういう3段式寝台列車で九州でした。懐かしい!!
幅は狭いし、真ん中の段なんか落ち着かなくて、眠れないんですわ。
でも、今にして思えば、これをきっかけに夜行列車大好きな鉄道マニアになったのかもしれません。

会場内では、鉄道模型、ヘッドマーク、行き先板、往時の写真などなど
マニア(=鉄ちゃん)の心をくすぐる展示がいっぱい。

  

が、柴壱の心に留まるのはこういうもの↓

  

改札口のカチカチっという音、懐かしいですよねぇ。
これ↓は記憶にあるかしら?  

    

左は、20円区間の自動販売機。
10円玉を2つ投入して、レバーを引くと切符が出てくるんですよね‥‥たしか。
微~~~かに記憶あります。
右は、木製の回転式の切符入れ。
柴壱が記憶にあるのは回転式ではなく、平面型でズラーッと並んだ切符入れ。
自販機で買えない区間の切符を買う時、窓口で「東京、大人1枚、子供1枚」なんて言うと
リズミカルに切符を取り出して、これ↓でカチャカチャっと日付印を打って、渡してくれたわけです。

  

今では、SuicaやPASMO(関西はICOCA?)でピッ!ですもんね。

これ↓はタブレットと言われるもの。

  

使い方は、イマ一つ理解できていません。
が、こういうものでアナログに運行管理していた頃の方が、事故が少なかったとか。
今でも地方のローカル線で使われているところもあるのかしら? わかりませんけど。

もうひとつ、懐かしいのはこれ↓

  

千葉より先、成田とか佐倉とか、八街あたりから農産物を担いだオバチャンたちが
電車で都内へ行商に出かけるのです。
柴壱も、学生時代にたまに始発電車に乗ると、そういうオバチャンたちと一緒になりました。
朝の車内は、オバチャンたちの社交場であり、持ち合わせていない品物の物々交換の場だったり
するのですよ。
下校の頃は、軽くなった荷物に体を預けて、すっかり安心して休むオバチャンたち。
この荷物、35キロあるとかで、「担いでみましょう」となってました。
恥ずかしいから担ぎませんでしたけど。

会場の外には、やっぱり鉄ちゃんの心をくすぐるお土産がいっぱい。
鉄道関係のガシャポンも並んでました。

  

柴壱は、というと、この展示会の図録を買ってきて、懐かしさを反芻です。

  

鉄道にまつわる「懐かしさ」は人それぞれ。
集団就職や東京の「痛勤地獄」に関する写真や資料などもいろいろ展示されていて
コアな鉄ちゃんでなくても、家族で楽しめそうなものがいっぱいです。

9/9までやってますので、興味のある方はぜひ両国へGO!

このあと、6Fに上がって常設展を見物し、昼食を取るのも忘れて、閉館まで楽しんだのでした。
(常設展もおもしろいのですが、紹介は、また別の機会に‥‥)


  江戸東京博物館

  



オマケ‥‥

【レンズのひとりごと】のhoshiさんの研究テーマ(?)でもある丸型ポスト。
柴壱も、ずっと気に掛けて探していたのですが、思いがけず現役のポスト君を
見つけることができました。

  

江戸東京博物館の1階エントランスの前で。
もはや、鄙びた地方にでも行かないと見られないのかと思っていたら
都内にあったとは、ちょっと意外でした。
ま、懐古趣味的な博物館の前ですから、意外でもないですけど!


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チヨロギ

寝台車で修学旅行でしたか! いいなぁ~(@_@)
私は小学校が東武線で日光、中学が新幹線で京都・奈良、までは柴壱さんと一緒なのですが、高校がまたしても京都・奈良!
ビンボー学校だったからなぁ・・・orz
3段式の寝台車はプライベートで乗りましたが、狭いとこ大好きな私はあの空間がうれしくてうれしくて~^^
それと入札鋏。リズミカルにカチカチ鳴らしながら鋏を入れる達人がよくいましたよね。時々片手でくるんと回したりして。
懐かしいです~☆
by チヨロギ (2007-07-15 01:18) 

椎名

椎名も、この丸型ポストを以前写真撮ったことがあります。
見つけた時は、「こ、こんなところにポスト?!」とびっくりしましたね。
今度、ここから出してみようかな~?

入場ゲートも、椎名の中ではあの自動ゲートのイメージが強いです。
前って、「もぎり」でしたっけ?
逆に記憶になかったです~。

この鉄道展は、ぜひ足を運んでみたいですね。
それにしても、柴壱さんが鉄子だったとは・・・・意外でした。
by 椎名 (2007-07-15 01:24) 

柴壱

♪チヨロギさま♪
nice! ありがとうございます~☆
私たちの頃、関東の小学生の修学旅行と言えば、日光が定番でしたよ、ねぇ…
…と同意を求める(?)(^^ゞ 今の子たちは、どこへ行くんでしょう。
高校は私立だったのですが、当時でも飛行機を利用する学校が増えている中
「大事なお子さんに万一のことがあっては、親御さんに申し訳ない」
という学校の考えで、夜行列車だったんですよ。いい経験でしたけど。
入札鋏って、いつの間にか姿を消してましたね、そういえば。
自動改札の完全導入までは、スタンプだったりして。
スタンプでは、職人技のようなカチカチが見られなくてつまらなかったですものね。
by 柴壱 (2007-07-15 02:35) 

柴壱

♪椎名さま♪
そうなんです。実は隠れ鉄子でした(^^ゞ
鉄道展は、椎名さんもたぶん興味深いものいっぱいだと思いますよ。
近いので、お時間あったらぜひいらしてみるといいですよ。
入場ゲートの「もぎり」は、多少記憶違い有りかも、です。
3年位前に行った時は、すでに自動改札になっていたかもしれないです^^;

丸型ポスト君は、まさかあそこで会えるとは思いませんでした。
珍しいから、つい写真撮りたくなりますよね(^^)
by 柴壱 (2007-07-15 02:54) 

柴犬陸

入札鋏って、鉄道用のではなくて、バス用のを遊びに使っていた記憶があります。
かちゃかちゃとキップを切る音に、なぜだか憧れるんですよね。
それに、かつぎ屋のあの大きな籠は、柴壱さんがおっしゃるように、電車内で時折り出会いましたね。
35キロもあったとは。。でもとにかく重そうでした。

「江戸東京博物館」って、たしか大河ドラマで「新選組」を放映していた頃に、それに関連する展示をしていたような。。記憶違いかな?
何度か行った記憶はあるんですが、うろ覚えで。。
by 柴犬陸 (2007-07-15 23:27) 

みゆき

中学生の時は奈良と京都に来られたんですか?
今だと大阪も入ってUSJとかにも行くんでしょうね。
私も高校の修学旅行は帰りだけ寝台列車でしたよ。
周りが仲の良い友達ばかりでとっても楽しかった記憶があります。

丸型ポストは旅先なんかで見かけると、郵便屋のダンナはつい反応して、記念撮影をしてしまいます。
by みゆき (2007-07-15 23:44) 

ユキサクラカエデ

柴壱さん、わたしも電車大好きです♪
切符切る駅員さんのあのリズムのいい音もすきでしたー!
今は新しい車両がたくさんあって椅子もふかふかなカンジですが、
昔の東海道線の直角でコツンとした椅子も好きでしたー
わたしもこの展示ぜったい見に行こう♪
by ユキサクラカエデ (2007-07-16 11:32) 

りざっち

いろいろ、懐かしいものがいっぱい。nice!です。
そう、自販機は「金額別」だったのですよね。そこにないのは窓口で買って、日付を押してもらう。うん、覚えています。

改札のおじさんがリズミカルにはさみをカチカチ。クルッと回したりのツワモノもいましたね。

就学旅行は、小学校が「東武線で日光」、中学が「特急で東北」、高校が「新幹線で九州」でした。飛行機は「万が一があると大変」ということで見送られました。¥往復はほとんど電車に乗っている」という感じでした。
by りざっち (2007-07-16 23:42) 

柴壱

♪柴犬陸さま♪
nice! ありがとうございます~☆
私も、バス用の入札鋏で遊んだ記憶ありますよ~!
パンチ穴みたいのをあけるんですよねぇ。でも物足りなかったです。
やっぱり、電車の鋏のリズミカルな音には憧れましたね。
でも、バスの切符に鋏を入れるというのも、考えたら古い話ですね(笑)

江戸東京博物館で新撰組の企画展やっていたことありましたよ。
私も、今回HPを見て知ったのですが。
新撰組マニアのチヨロギさんはいらしたかしらね…
by 柴壱 (2007-07-17 00:46) 

柴壱

♪みゆき様♪
nice! ありがとうございます~☆
最近は修学旅行もいろいろ進歩しているようで、渋谷のセンター街あたりで
地方の中学生みたいなグループが「しおり」なんか持って歩いているのを見ますよ。
関東に来る子たちはTDLも当たり前なので、関西に行く子たちはUSJなんかにも
行くかも知れないですね。

ダンナ様は、やはり丸型ポストに反応されるんですね。
by 柴壱 (2007-07-17 00:54) 

柴壱

♪ユキサクラカエデさま♪
nice! ありがとうございます~☆
電車って、身近にある乗り物だから、何となく楽しいですよね。
ユキさんも鉄子さんでしたか~。お仲間でウレシイです(^^)
昔の直角のボックスシートって、あれで、結構長距離も移動したんですよね。
懐かしい!!

ちょっと遠いけど、ぜひ両国まで足を運んでみてくださいね。
by 柴壱 (2007-07-17 01:01) 

柴壱

♪りざっち様♪
nice! 1票ありとうございます~☆ 手動アップしました~!!
昔は窓口で行き先を言うと、おじさんがササッと硬い切符を取り出して
カチャカチャって日付印打ってくれたんですよね。
そして、カチカチっというリズミカルな鋏の音。懐かしいですよね…
(年代のバレる話しだなぁ…)

高校の修学旅行の時、私たちも帰りは博多から新幹線でした。
あの頃、たしか7時間以上かかったはずですよ。
by 柴壱 (2007-07-17 01:12) 

柴壱

♪タクモフスキーさま♪
nice! ありがとうございます~☆
by 柴壱 (2007-07-17 01:14) 

柴壱

♪kanさま♪
nice! ありがとうございます~☆
by 柴壱 (2007-07-23 16:18) 

GSにし

紺色のシートに「国鉄」らしさを感じます。通勤電車であれば、このシートと薄緑色の壁紙の組み合わせが標準で、他の私鉄でも同様の配色にしている会社も結構ありました。
修学旅行列車の3人掛けシート、実物を見たのは初めてですがかなりきつそうですね。
by GSにし (2007-09-07 13:05) 

柴壱

♪GSにし様♪
そういえば、いつしか紺色のシートが姿を消してましたね(笑)
通勤電車も昔は足元にヒーターがあったので、冬になると「どこに座れば暖かいか」
なんてことまで考えて、座席を狙ってました。
修学旅行の3人掛けは、幅だけでなく、テーブルを挟んでの向かい合わせが
かなりきつそうですね。それでも、当時の子どもたちは喜んで出かけたんでしょうけど。
by 柴壱 (2007-09-09 23:29) 

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