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圧力鍋でおせち 昆布巻き [レシピ]


昆布巻きの前に、まず「だし」のお話です。

ビオラママ家では、「だし」を取った後の昆布で昆布巻き作ります。

「だし」の事をここで書くのは、ちょっと気がひけるのですが・・・。
なんだかアタリマエな気もして。
でも「だしの素」パッパがアタリマエと思っている人もいると思うの。。

子どもたちよ、どんなに材料がよくても、だしで手を抜いちゃだめなのよ。

おせち用のだしは、特に念入りに取りましょう。

丁寧にたっぷり取って、お煮しめ用にどんどん使ったら、残りはお雑煮のベースに使います。

お正月だけは、特に奮発して使う「真昆布」。

だしを取った後もたっぷりうまみがあるので、昆布巻きにするのにピッタリなんです。

***だし(スイマセン「だし」だけです)*****************

材料:
真昆布    100g(後で昆布巻きにするので、大きいまま)
かつおぶし  50g

作り方:
(1)大鍋に水4.5リットル~5リットルくらいを入れ、真昆布を切らずにそのまま入れる。中火でゆっくり温める。
(2)昆布のふちがフツフツ動いて沸騰寸前になったら、昆布を取り出し、かつお節を加える。煮たったら火を止めて2分くらいおいてから、こす。

メモ:
よく、昆布を使う説明に、「ざっと表面を拭いて・・・」ってあるのですが、皆さんしているのでしょうか?

私は見てきれいだったら特にしていません。
ふく理由がいまいちよく分からないの(+_+)

昆布の表面の白っぽい粉は、昆布のうまみ成分なので、ふいたらモッタイナイ。

さて、じゃ昆布巻き。

この「だし」を取った昆布がちょうど昆布巻き4本分くらいになります。

***昆布巻き**************************

材料:15センチくらいの長さのもの4本分
真昆布    上記の「だし」を取った後のもの
生たらこ又は生鮭等 生タラコなら2腹・生鮭なら300gくらい
かんぴょう   20g
調味料A・・・だしC1・酒C1
調味料B・・・濃口かえし100cc・素精糖小1

作り方:
(1)かんぴょうは、水洗いしてから塩もみし、また洗っておきます。
(2)具を芯にして、昆布でしっかり巻いて、かんぴょうで結びます。
  ※私は、昆布を二重にして巻いています。つまり、1枚をくるっと巻きつけたら、さらにもう1枚重ねて巻きつけるんです。
  ※巻き残った昆布があったら、小さめに切って一緒に煮てしまいましょう。
(3)圧力鍋に、調味料Aを入れ、昆布巻きを並べフタをし強火。圧力がかかったら弱火にして10分加熱。火を消して5分たったら、圧力を抜いてフタを開け、調味料Bを加え、またフタをし強火。圧力がかかったら、10分加熱。そのまま自然に冷まして出来上がり。汁ごと容器に入れて味をしみこませます。

メモ:
生たらこは、スケソウダラの卵です。
真だらの卵(「タラの子」と書いてある場合が多いです)とは別物です。
手に入ったらぜひ作ってみてね。
切り口がかわいいのとしっかりだしを吸ったたらこのおいしさは格別です。
生たらこが手に入らないときは、生鮭で作ります。

今年は生たらこが手に入らなかったので鮭で作りました(残念ー)

もしかんぴょうがなかったら、巻き終わりを下にして楊枝をしっかり刺して止めても大丈夫。
圧力鍋の中では材料が踊らないので、きれいに煮上がります。

市販の昆布巻きはとっても甘ったるいものが多いとおもうけれど、この昆布巻きは甘さ控えめでおいしい。

普通のお鍋だとコトコト1時間以上かかると思うので、忙しい年末は敬遠されてしまいそうですが、圧力鍋なら、他の用事をしながらトットコできます。


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