お染風邪に罹ったお染ちゃん

Chinchiko Papaさんの[「久松るす」はまだ貼ってあるか？]から
「お染の七役」のお染
惚れっぽくてすぐ熱をあげるのでインフルエンザの名前になってしまったそうです。
立っているのが精一杯の熱っぽいお染ちゃん。

コメント 2

顔がポッと上気して、高い熱がありそうですが、それがまた色っぽい。(笑)　浅草から向島へ遊びに出ようと、店先へ出てきたのですが･･･。
「お嬢様、どうなさいました？」
「ちょいと気分が悪くて、めまいがしますのさ」
「それはいけません。奥で横になられてたほうが･･･」
「いや！　だって、今日は三圍稲荷へお参りするのだもの」
「･･･お参りを口実に、またどこぞの男と」
「なんだい、なにかお言いかえ？」
「い、いえいえ、別に」
「長命寺の桜餅が食べたいのだけれど、･･･き、気持ちわる」
「いつもお菓子を、召し上がりすぎなのですよ」
「ウッ･･･」
「もどすのでございますか？　店先では吐かないでくださいまし！」
「な、なんだか、いい陽気なのに寒くて寒くて」
「いま玄庵先生を呼びますので、どうか吐かないでお休みを」
･･･というような、番頭とのやり取りをしている最中ではないかと。(笑)
by ChinchikoPapa (2006-01-15 11:21) 

いつも楽しいお話ありがとうございます。すごい想像力ですねエ。
ふきだしをつけて書きたくなっちゃいます。
確かに胸に手を当てて気持ち悪そうですよね。
無鉄砲なところもお染ちゃんのかわいいところですけど、番頭さんは手を焼いてますねえ。
nice＆TBありがとうございました。
by ponpocopon (2006-01-15 22:29)