EOS 20D ビデオ用リーベックの組み合わせ [EOS 20D]
手ぶれ補正のない480mm相当のレンズということで、そもそもがブレに不安は感じていたものの、値段の安さでラインナップに加わったシグマの70-300mmレンズ
となれば、やはり三脚の出番・・・
我が家にある20Dを支えられそうなのは、マンフロットのテーブル三脚をのぞけば、ビデオ用のふたつ
その1 SONY VCT-850RM
パン棒が折れてからビデオ用としてはとうに一線を退いている年季ものになりつつある三脚
VX1000の時代から使っていましたが、持ち運びも軽いし、スチル用としては強度もまずまず。
エレベーターもあって高さ調整もできるのが利点ながら、スチル用としては当然ながら縦位置では撮れません
それでも、20Dとこの300mmのレンズ程度であれば強度は十分
スリックのマグネシュー。HC1でつかっていたスペアが20D用にちょうどよろしい
ただ、難点はやはり水平出しが面倒なこと
ビデオのようにパンはしないから、脚の長さで調節するか、別に雲台つければ解決します
その2 今回の主役 リーベックTH-650DV
カメラがVX2000からFX1になり、さすがに強度不足ということもあって買い替えたHDVカメラ用です
なにより値段がお手頃・・・
http://www.libec.co.jp/jp/dv/th-650dv/th-650dv.html
ボールレベラーでひょいっと水平だせる便利さはスチルでも同じ
脚を伸ばすのもやり易く、この三脚に20Dを載せかえると操作も安定性も全然違います
使っていて気持ちがよい
FX1や740mmのFX7でつかうには、正直剛性がもう一歩足りなかったり、粘りがなかったりと不満がないわけではありませんが、20Dに、シグマAPOをつけた感じではまったく不足はなく、シャッター切ってもブレるようなことはなさそうです
なお、ネットで三脚を調べてみるとリーベックからもスチル用モデルとして650DVと同じようなものがでていて、ヘッドの部分だけが違うような感じがしたのでパーツを見てみるとどうやら脚部は共通パーツのようです
F101
http://www.libec.co.jp/jp/field_series/f101.html
カメラ用にヘッドだけ買えば、縦位置にも対応できるんじゃないかと思ったものの、そうそう三脚に据えて撮ることもないだろし、今日のところはとりあえずお試し
んー・・・値段がずいぶんと高いんですが、どう違うんでしょうね!?どっちにしても縦位置では撮れなさそうな感じです
さて、三脚をクルマのトランクから引っ張りだしてきたものの、ズームで撮りたいような被写体はなく、けっきょく撮影はマクロ
毎度毎度の同じ花ながら、三脚の安定性のよさが功を奏したのか、これまででベストフォーカス
部分トリム
最近のマイブームのヒヤシンス
この花は、上から撮影したほうが綺麗な感じがします
ピクセル等倍
花粉がなかなかよく撮れてます
せっかくなので、絞り開放以外では、Err99がでるシグマの28-80mmマクロを持ってきて比べてみました
レンズはどちらも1:2マクロモード搭載なので、まったく同じ大きさまで寄れるはずですが、最大で撮るには被写体までの距離をぴったり合わせないとなりません
手持ちだとMFにして、後は自分自身が前後に動けばいいんですが三脚に据えてこれやるには、ドリーをつかうか、別の送り出し用の棒がないと無理です
80mmは25cm、300mmは90cmくらいなので撮影距離はそれぞれ違います
300mm=マクロモードで90cm
80mm=マクロモードで25cm
ターゲットは、「瀕死の蝶」
春っぽくなって、蝶になっちゃたものの、また寒くなったせいなのか、弱っていて地面に倒れていたのを息子が見つけて花に乗せました
いちおう、三脚を動かして最大倍率でフォーカスが合うように試みただけあって、ほぼ同じ大きさです
さて、どっちが300mmでどっちが80mmマクロでしょうか??
こたえはクリックで・・・
どちらも一生懸命MFとフォーカスセンサーで合わせたものの目玉には合ってませんね
それでも、ISO100の低速シャッターでもブレは分からないので、この三脚をつかう分には、シャッターボタンを押すときのブレ対策としのリモートスイッチは不要です
三脚のラインナップがすごいですねー。私は1万ちょいの安物を使っています。もう少ししっかりしたものが欲しいんですけど優先順位でいつも下なんです^^;
by どりさま (2007-03-18 05:54)