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FX7 修善寺の紅葉(シネトーンガンマ) [HDV(HDR-FX7)]

バナナワニ園の翌日の修善寺
天候に恵まれない一泊旅行でしたが、幸いにも雨には降られず、三脚立ててFX7で紅葉を撮ってみました

今回のポイントは、盛りだくさん

・サイズダウンしたFX7と三脚とのバランス
・明るさボタンの復活
・画質設定&シネトーンガンマ
・風景撮影時のワイコンの効用

まず、三脚はお買い得モデルのリーベックのTH-650DVとズームコントローラーです。
http://bebe1998.net/hdv/index.html#sankyaku

あいかわらずヘタクソで一向に上達がみられないパンティルト操作とズームの腕前ですが、手持ちやテーブルトップ三脚とはそりゃまあ、安定感と撮っている楽しさが違います。

まず、FX1と違って、カメラと三脚のバランスはFX7は格段によい感じ

リーベックのTH-650DVは、FX1を載せるのに、1万円台で買える三脚としてとにかく安いけれど

カウンターバランス調整機能がないこともあって、とりわけショルダーブレースつけたまま三脚にとりつけたFX1だとネジ穴の位置が変わってしまい前後バランスが崩れたせいで、FX1の自重で水平を保つためにロックナットのトルクを閉めないといけなくなってたので、早晩三脚をグレードアップしないといけないなと考えてました



さりとて、三脚がこれ以上重くなるのは、撮影ポイントのちょっとした移動でも面倒になるし・・・

・・とずっと躊躇していたところにFX7が登場したわけ

そうした点でも、カメラの軽量化によって手持ちの三脚が使いやすくなるっていう意味合いでもFX7へのチェンジのメリットがでるひとつの理由でもあったので、まずは一安心
(TH-650DVは、ほんとはHC1あたりがベストバランスなんですけどね)

実際に、FX7を650DVに載せてみると、まずFX1よりFX7を載せたときのバランスは圧倒的によく、300g+140gのワイコン+フードをつけても、どの角度でも安定します。

また、撮影ポイントの移動時にも、さすがにHC1を載せたように軽々と運べるわけではありませんが、FX7では、FX1ほどは気をつかうこともなく三脚につけたままの移動もできました

ワイコン込みでの単純な重さの比較では1kgも違わないはずなんですが、体感的には相当違います



明るさボタンの復活

曇り空だし、風景撮影なので絞りの自由度はあったんですが、基本的はシャッタースピードは1/60固定でのプログラムオート

まずFX7になって便利に感じたのが、VX2000と同様につかえるゲイン、アイリスとシャッターがワンボタンでロックできること

FX7の場合は、ロックボタンと調整ダイヤルを「アイリスのみ」か「明るさ」かを設定で変更できるところが、FX1よりもVX2000よりも進化した大きな特徴だと思います

FX1の場合は、ゲインとアイリスとシャッターと並ぶ3つボタンを押してロックし、アイリスダイヤルで調整する業務用と同様な操作手順がいるんですが、やっぱり素人にはFX7のワンボタンでロックできることは便利です


動画からキャプチャーしたスクリーンショットです

うちのへっぽこPCモニターでみるとHDVの色や諧調がちゃんと再現できていませんが、露出を鐘に合わせてみました 



・ピクチャープロファイル

紅葉や桜を撮るときは、ピクチャープロファイル(VX2000の頃はカスタムプリセット)で、色レベルを数段上げたり、AEシフトをマイナス補正したりして、色の鮮やかさを調整してたんですが、FX1になってからはシネトーンガンマもつかえるようになりいろいろ便利になりましたが、FX7の場合は、さらにプロファイル設定をユーザー設定ボタンに割り当てることもできるようになりました。

まだ、傾向がつかめていないのですが、とりあえず、カスタマイズしたプロファイル設定をひとつ保存してみました

紅葉=「KOUYOU」って名前つけて保存

帰宅後にみてみると、モニター調に設定してあるCRTでみても、やや演出過剰すぎかなと思えるくらい色がこってりのっています

紅葉はあざやかになりますが、橋の欄干の赤がきつすぎましたね

それでもこういう絵は、大型の液晶などでみたら映えると思われます

このあたりは、いまつかっている1/4ハイビジョンパネルプロジェクターをフルHDに換えてみてみたいもんです

↓写真にすると、再現できませんが手前の軒下の諧調がちゃんとでるように調整してみると、シネトーンガンマのよさがでます


おまけ:デジイチ(初代のキスデジタル)でRAW撮影画像

レンズは、18-55のEF-S、現像ソフトはフォトショCSのCameraRAW

未補正で現像

ホワイトバランスとRとGをいじって現像したもの

最近のCANONは、「ピクチャープロファイル」がいろいろプリセットされているようでJPEGでももっと使い易いようなんですがですが、自分にはしばらく初代キスデジと安物レンズで十分と思ってます

ただ、FX7と三脚もって、肩からカメラもぶらさげるのはけっこうつらいので、スチル用には28mm広角のリコーのGRDigitalがほしい。http://www.ricoh.co.jp/dc/gr/digital/

今回は、メモリスティックを入れ忘れて出かけたため望遠デジカメとしてのFX7の評価はできませんでしたが、HDVとデジイチを両方もっていくというのはやはりやっかいながらも、300万画素のHC1の静止画機能も画質面ではやはりまったくおよばずでほとんどつかうこともなかったし、FX7になって、より広角、望遠での静止画が撮れるものの、「餅は餅屋」です。

またデジカメのよさは、縦位置で撮れること

16:9の30mmと3:2の28mmでは、実際にはかなり違ってきます

FX7(16:9 30mm相当)

CanonKissDigital 28mm相当



・純正ワイコン
まずワイコンなし37mm

ワイコン装着30mm

この撮影位置ではワイコンは不要です。やはり周辺はゆがみます

ちなみにワイコンなしでの最望遠約750mm。

まだまだ新鮮味があって楽しいもんですが、ズーム中のMPEG圧縮のノイズと動きボケは、CRTモニターで見ても同じ。25MbpsのHDVでもつらいとこなので、20倍ズームのFX7は、より早いスピードで引いたりアップしたほうがよいことも分かりました

AVCHDや液晶テレビになるとさらにひどくなることは間違いないでしょうから、規格の進化と圧縮の弊害ってのは避けられませんね

このあたりは、DVをハイビジョン対応モニターでスケーリングされた映像を見るとひどいものに感じられるし、今後CRTの進化は望めないしSEDがでてもどうかな?って感じがします



修善寺境内

やはりワイコンつかうと、奥行き感がでます

もうちょっと近づいて撮れば30mmならではの遠近感がだせたんでしょうが失敗しました

 

 


 

こんな感じでFX7の実質的な「こけらおとし」は終了

FX1との比較という点では、撮りやすさ、三脚のつかいやすさは向上

ワイコン装着はやはり携帯性やゆがみもあってFX1に軍配があがり、

画質はたしかに、ノイズは少なく、解像度も高そうな感じはあるけど調整次第

・・・といったところでしょうかね?

液晶モニターつかっての撮影は、やはりFX1のほうがやりやすい

最後に今回も反省点が多い、パンとズーム操作。ワンテイクでびしっと決められるのはまだまだ遠い



タグ:HDR-FX7
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