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通算51回目ニューメキシコ・アリゾナ州出張 第7日目 7月31日(月) 実働最終日 [ニューメキシコ州 出張日記]

今朝も6時に起床。どうやら、午前中の早いうちは、すっきりと晴れ渡ったサンタフェらしい青空が期待できそうだ。スパニッシュ・マーケットが終わった翌朝のプラザ周辺の様子を見たくて、朝のウォーキングに出掛ける。

 

 

一部の道路標識などが昨日のままだったが、その他はまたいつものサンタフェ・プラザにすっかり戻っていた。やはり夏の観光シーズン真っ盛りということもあって、スパニッシュ・マーケットが終わっても、ウォーキングや朝食の店を探す観光客の姿が多かった。

 サンタフェ最終日の朝食は、もう一度お気に入りの Tia Sophia (ティア・ソフィア) に決めた。今までは、日替わりのスペシャルを注文したことがなかったので、この際いい機会だから試してみよう。

月曜日は、2 scramble eggs on a flour tortilla, guacamore and beans。トルティーヤの上に、卵2個分のスクランブル・エッグとワカモレが乗っていて、サイドには煮豆が付いてくる。チリソースは、例によって Christmas (通称「クリスマス」⇒レッドとグリーンの両方)を注文する。ベーコンやソーセージといった肉類の無い朝食は久し振りだ。量も、お腹にもたれない丁度いい位だった。ここの曜日別スペシャルは、いずれ全部試してみなければならないな。

トラベロッジの部屋に戻って、メールとブログのチェックを済ませたら、荷物をまとめてチェックアウト。

チマヨの皆さんにしばしの別れを告げに行く前に、2年前の独立記念日(7月4日)に亡くなられた、デービッド・オルテガさんのお墓参りに立ち寄ることにした。デービッドさんには、生前は随分とかわいがってもらった。

オルテガ社に行く前に、古いガソリン・ポットが残っている場所に立ち寄る。以前、本業サイト http://www.e-beartrack.com の「出張レポート」に掲載したこともあったが、このブログの為に撮り直しをしたいと思っていたのを実現できた。

オルテガ社に着いて、顔見知りの皆さんとの挨拶が終わるか終わらないうちに、社長から11時半に席を予約したから、友達と一緒にランチを食べてから帰ったらどうだと誘われる。最近のパターンだと、最終日はお昼前にチマヨを発って、早めにアルバカーキの常宿に入るようにしていたのだが、今日は何故か素直に受けることにした。

今日は(キャデラックではなく)2シーターのコンバーチブルで来たから、おまえがクルマを出してショーファー(運転手)役をやってくれ、と頼まれる。お安い御用だ。

社長とお兄さん、社長の家のお隣さん、社長の親友とその友達、そして私という異色の顔ぶれでの昼食会となったが、それもまた面白いものだ。

今日は Green Chile Stew and Salad (グリーン・チリ・シチューとサラダのセット)を注文する。やはり、ランチョ・デ・チマヨは何を頼んでもハズレがほとんどない。今日のグリーン・チリ・シチューも、辛さがちょうどイイ感じであった。 社長、またまたご馳走さま!

ランチョ・デ・チマヨから戻ると、小雨が降り始めたので、皆さんに挨拶をして、早々にオルテガ社を出る。いつものように、サンチュアリオ・デ・チマヨでお参りをしてからチマヨの村を発つつもりだったが、短時間に雨の勢いが増してきたので、今回は立ち寄らずにそのままチマヨを後にした。

サンタフェでの用事は済んでいるので、フリーウェイを降りずにそのままアルバカーキに直行するつもりだったが、食後の昼寝をしなかったせいか、睡魔に襲われそうな予感がしたので、予定を変更。サンタフェの町のはずれにあるコインランドリーで着替えの洗濯をして、その間にクルマの中で昼寝をすることにした。

 雨が小降りになったところで、またアルバカーキを目指してフリーウェイに乗る。が、サンタフェとアルバカーキのほぼ中間、サント・ドミンゴ・プエブロの辺りで、縦横無尽に走る稲妻と地響きのような雷鳴を伴う、恐ろしいほど激しい嵐に激変。新婚旅行で来た時も、最終日のアルバカーキに戻る道中、ちょうど同じ場所で同じような雷雨に遭ったことを思い出したが、今回の方が遥かに激しい。横殴りの激しい雨に加えて、前を走るクルマの水しぶきが舞い上がるので、ワイパーをフル稼働にしても、視界はほぼゼロ状態。制限速度75マイル(時速約120km)のところだが、50マイル(時速約80km)程度にスピードダウン。

アルバカーキの市街地に入ると交通量も増えるので、更にスピードは落ちて、とうとう大渋滞になってしまった。止まっている僅かの合間に、上の写真を撮ってみた。いつものように、デジカメのモニターを見ながら撮るわけにもいかないので、目測だけで撮ったから、ピントも合わず全くひどい出来だ。(良い子のみんなは、決してマネをしないでね。)フリーウェイも一般道も、まるで川のような状態になってしまい、モーターボートを操縦しているような気分になってしまった。45年間の人生で、初めての経験である。

結局、普段ならちょうど1時間で着くはずのところが、たっぷり2時間半近くもかかって、やっと空港近くの ハンプトン・インにチェックインとなった。夕方6時半といえば、今の季節ならまだ日没までに2時間はあるハズだが、今日はもうすっかり薄暗くなっている。

いつものように家に電話をして、メールとブログのチェックを済ませたら、もう8時をまわっている。今夜は、レストランやカフェの新規開拓はナシ。近所のバーベキュー専門店 QUARTERS (クオーターズ)で、手っ取り早く夕食にする。

お馴染みのポーク・リブとシュリンプ(バーベキューだと思ったら、フライだったが・・・)のコンボに、サイドはコールスローと corn on the cob (ゆでトウモロコシ)。地元で人気のこの店も、今夜はさすがに暇そうだった。8時20分過ぎに入店したが、9時の閉店時間までに後からは誰も入店がなかった。従業員たちも、普段よりも早めに片付けモードに入っている様子だったので、のんびり味わう余裕もなかったが、これも仕方あるまい。

明日は、いよいよ帰国。成田空港に着けば、日付は8月2日(水)に変わっている。帰宅したら、本業の方が忙しくなるので、帰りの道中日記は落ち着いてしばらくしてからになると思う。乞うご期待。

 

本業サイト http://www.e-beartrack.com では、この度の「平成18年7月豪雨」被災地への義援金チャリティーを行なっています。詳しくは、左カレンダーの7月22日(土)をクリックするか、http://blog.so-net.ne.jp/beartrack/2006-07-22 からご覧下さい。

 

ライ・クーダーつながりで、彼の盟友のCDを最後にもう1枚。バンドネオン名プレイヤーで、TEX-MEX音楽の第一人者、フラコ・ヒメネスが豪華ゲストを迎えてレコーディングした、ゴージャスなパーティー・アルバム。ロス・ロボス、リンダ・ロンシュタット、ドゥワイト・ヨーカム、エミルー・ハリス、そしてライ・クーダー他の面々。勿論、収録曲も素晴らしい出来ばかりです。思わずマルガリータが飲みたくなります!

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  • アーティスト: Flaco Jimenez
  • 出版社/メーカー: Warner Bros.
  • 発売日: 1992/07/14
  • メディア: CD



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