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凹んだオーストラリア戦 [ワールドカップ ドイツ大会]

ハッキリ言ってんだ。

チカラ抜けた。

あのような悔しい負け試合でなければ、もっと早くオーストラリア戦のことを書けていただろう。

抜けたチカラを取り戻すのには、時間が掛かる。


整理した結果、

1.) 川口の独り舞台

2.) 他の選手のパフォーマンス

3.) 監督采配

4.) 誤審

が、気になった。


まず、

1.) GK 川口の独り舞台

川口のパフォーマンスは、素晴らしかった。

あの当たり出したら止まらない"鬼神"の如き川口がいた。

そう、川口でなければ、オーストラリアにもっと失点を与えていたかもしれない。

あのまま、日本が勝利を収めていれば、間違いなく川口が MVP であっただろう。

川口のパフォーマンス(神通力)で、日本は、耐え忍んでいたところもある。

しかし、そのパフォーマンス(神通力)も後半39分までだった。

オーストラリアのロングスローに対しての処理は、ミスといえるだろう。

飛び出さずに、我慢するべきだったんじゃないか。
(中澤と被ってた気もするし。。。)

ちょっと、色気が出て飛び出してしまったかのように見えた。

それまでのプレイが、すごくよく、自分の思った通りにやれば、今日は上手くいくと一瞬でも、
無意識的にでも思ったんではないかなと思う。

キーパーの悲しいところかもしれない。
唯一のミスだったような気がする。

彼一人の責任ではないのを承知で、

"川口で勝ちかけ、川口で負けた" と。

誤解のないようにいうと、彼が、最も評価するのに値する選手だったということ。

という意味で、"川口の独り舞台"


2.) 他の選手のパフォーマンス

2点目が、取れなかったのも敗因のひとつであろう。

点が取れないのは、FW だけの責任ではないが、あまりにも決定力がなかった。
それよりもなによりも、もっとガンガン打って欲しかった。

高原の対戦前のアグレッシブなインタヴューを読んでたから、拍子抜けした。

駒野は、よく右サイドに顔を出していたが、クロスの精度を高めないと、クロスをあげる意味がない。
それぐらい精度は、低かったように思う。

シュート数にも表れている。

オーストラリア 22本に対して、日本 6本。

クロアチア戦には、もっととにかくシュートを打って欲しい。


3.) 監督采配

これは、相手監督のヒディングが、一枚も二枚も上手だったんだろう。

ヒディングが、あの状況で超の付く攻撃的カードを切ってくるのは、容易に想像が付いたと思う。

容易に想像が付くってことは、それに対抗する策を練るのに時間があったように思う。


采配も結果が全てであって、あのまま勝っていれば"勝てば官軍"なんである。

だから、全否定もしないが、こうだったらって思う。


ジーコの采配も意図はわかるような気がする。

後半34分に柳沢(out) → 小野(in)

まず、もっと早めに交代していてもいいんじゃないかと。


で、意図としては、中盤の人数を増やし、中盤でキープして、逃げ切ろうという意図だったに違いない。


それ自体は、普通に考えることだと思うが、

小野ではなく、もっと守備的な遠藤とか中田浩を入れててもよかったんじゃないと。


小野ということは、逃げ切りと追加点を両方狙いに行った感じで、欲張ってしまって、焦点が合わせ難くなったんではないだろうか??


また、別のオプションとして、柳沢と他のFW の交代でもよかったんではないかと。

前から掻き回して、中盤のパスコースを絞らせることができれば、もっと前で、攻撃を防げたんではないかと。


あと、ワン・トップよりは、ツー・トップの方が、慣れてるっしょ。


まぁ、けど、"勝てば官軍負ければ賊軍"なんである。


ジーコには、どんな采配であれ、クロアチア戦では、官軍になって欲しいものである。


4.) 誤審

審判の発表があったとき、正直同じにおいがした。

そう彼である。

バイロン・モレノ。

4年前に誤審を連発した彼である。


その彼のおかげで日本が先制したと思った。

日本の1点は、キーパー・チャージって取られても仕方ないから。

でも、審判が認めたら認めたで正当な1点として捉えていた。
(米国のテレビの解説者は、ことあるごとに"controversial goal"(問題のゴール)って、しつこくゆっていたが。。。)

人間は、ミスを犯すし、ある意味そこもサッカーの一部になっている。

 

しかし、

 

しかし、

 

この審判は。。。。。

以下は、読売新聞からの引用である。

日本の得点場面、審判が誤審認める?

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豪州のGKシュウォーツァーは12日の日本戦後、この試合のエッサム・アブデルファタ主審が、
日本の得点場面で誤審があったことを認めたと語った。
中村のクロスをGKと競り合った柳沢にファウルがあったというもので、ロイター電によると、
「試合中に僕が主審に聞きに行ったら『自分の間違いだ。申し訳ない』と言われた」という。
審判が試合中に自らの判定の誤りを認めて謝罪することは極めて異例の事態といえる。

エジプト人の同主審はさらに試合後、豪州のビドゥカ主将に対し「豪州が勝ってくれて、神様に感謝している」
と話したという。これが事実なら、日本の得点後の判定の公平性にまで疑問を抱かせることになる。
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これが、事実なら大変なことである。

実際、同点にされたあとに、日本は、相手ペナルティ・エリア内で確か駒野が、PK をもらってもおかしくないファールを受けているのである。

これは、公平性に疑問を抱かれても仕方がない。

審判の気持ちも分かるが、それは、自分の中にしまっておいて、外に出すことでは決してない。
プロとして。

本当でないことを望むが。。。。


と、振り返ったが、もう2戦目、3戦目を考えるしかない。

勝つしかない。

現行方式になってから(98年仏大会と02年日韓大会)の統計から初戦で負けたチームのトーナメント進出は4%だそうだ。

まぁ、難しいのかもしれないが、可能性はあるので、応援しよう、最後まで。


ジーコ、そして、日本代表が持っている逆境の粘り強さと少しの運を信じ応援しましょう。

 

グループ F の行方はコチラ


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コメント 2

りさ

こんにちわ。
TBありがとうございました。

オーストラリア戦のショックからまだ立ち直ってないのに
もうクロアチア戦が明日に迫っています。

厳しい状況ですがまだ終わったわけではないので
最後まで応援したいと思います。
by りさ (2006-06-17 14:23) 

Frank_Chelski

クロアチア戦も消化不良な試合でしたね。

もう奇跡を信じるしかない!!
by Frank_Chelski (2006-06-20 12:48) 

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