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今も好きな人 [音楽]

 

正確には、今も好きな人たち、です。
私自身10代から20代にかけてバンドをやっていたので、バンドに対してはちょっとうるさい。というか、小うるさい。
基本的にはメンバー全員が上手くなければいけない。だって、メジャーのバンドでも平気でいるじゃないですか。ギターはすごく上手いけど、ベースはお話にならない・・・みたいなバンド。ひどいのになると、こんな学園祭バンドでよくデビューできたなてのもいますよね。あれって私は絶対許せない。でも、メンバー全員が上手いってだけじゃだめで、この全員のバランスが上手く取れてて、しかも1+1+1+1+1(メンバーの人数)が10にも100にもなるようなバンドが私の理想。あと、もうひとつ自分たちでアレンジできるバンド。ここ私にとっては大切なこだわりです。
その私の理想を絵に描いたようなバンドが、90年代にいたバンドで「JADOES」というバンドです。ジャンル的にはあのころ流行りのCityPopsで、デビューから間もなくは角松敏生のプロデュース&アレンジでやってましたが、途中からセルフプロデュース&アレンジに変わっています。ここからがものすごく良かったんですよ!!角松好きだったので角松プロデュースももちろん悪くなかったけど、私は断然JADOESセルフプロデュースの方が好き。角松アレンジの曲を自分たちでアレンジしてリメイクしたものを集めたアルバムが下にある「Love Injection」。こっちのアレンジの方が全然いいです!。このバンドの特筆すべきはベーシストがボーカルとってたこと。弾きながら歌ってました。さすがに、それが無理なときはベースは打ち込みだったり助っ人さんだったりしてましけど。でも、甘い歌声で上手いんですよ。これが。実はこの人、のちにダンス☆マンになってました。あと、このバンド演奏も上手かったけど、ライブでのMC(曲と曲の間の会話)も上手かったんですよ。笑いのセンスありありで、私のツボにはまりまくりでした。まあ、そのMCの技が買われて、テレビデビューはお笑いユニットとしてだったという遍歴もあるほどですから。
でも、大ヒットには恵まれず、メンバーが一人抜け二人抜け・・・。私もドラマーの島村幸男氏が抜けた時点で、バンドとしての魅力がなくなって気がしてしまったのと、結婚したばかりでお財布が非常に寒かったのとで、JADOESを追いかけなく(ホントの追っかけという意味ではありません。念のため)なってしまいました。
その後、JADOESほど夢中になれるバンドには巡り合えず、十数年。時々思い出したようにCD聴いては「JADOES良かったよな~」と思い出に浸ってました。そして、ようやく出逢った理想のバンドが「えちうら」しかもそのえちうらにJADOESとつながりがあろうとは。(そのへんの詳しいことに興味をお持ちくださった方はこちらをどうぞ)正直「私の人生つながったよ!!」と思いました。スピリチュアカウンセラーの江原先生に言わせれば「それは偶然ではないんですよ。必然なんですよ。」ってとこでしょうかねえ。ってスケール小ちゃすぎ
もちろん、えちうらも大好きですが、JADOESも今も大好きで聴いています。特にこの季節になると聴きたくなるアルバムが前述したこれ↓

ちなみに一番右に写っているのが、現在bayFMやマリンスタジアムでDJとして活躍しているシマさんこと島村幸男氏。
特に9曲目の「Change Your Heart」のアレンジが最高。2番が終わった後からエンディングにかけて、このバンドの魅力が集約されてます。とにかくカッコイイ。
バブリーな時代CityPopsにはまり、今の音楽シーンに不満を持っている方に特にお勧めの1枚です。このアルバムを聴くと昼下がりの横浜・湘南あたりから夜の青山までドライブした気分になれます。もう廃盤になっちゃてるのかなあ。名盤なのに・・・(泣)。

THE JADOESゴールデン☆ベスト

THE JADOESゴールデン☆ベスト

  • アーティスト: THE JADOES, 角松敏生, 斎藤謙策, 数原晋, 横山武, 伝田一正, Bob, 真沙木唯
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2005/05/18
  • メディア: CD


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