ミドリちゃんは恥かしがり屋さん【ミドリヒョウモン】 [群馬県]
玉原湿原に行って来ました。ホントは守門岳に行きたかったのですが、予報は雷雨で予定変更。
玉原湿原は、ミズバショウが終わって、ヒオウギアヤメがたくさん咲いていました。
木道を行くと突然、ミドリヒョウモンが飛び出して、ヒオウギアヤメにとまりました。
でも、翅は広げてくれません。あきらめて、山から下りてきてから再度訪問しました。
ミドリヒョウモンは湿原入口の木の葉にとまっていました。今度は木の下の写真が撮れる位置に下りて来てくれません。
玉原湿原にはワタスゲの穂が揺れていました。湿原に初夏を告げる風物詩です。
アヤメとヒオウギアヤメの違いは中心部が立っているのがアヤメ、寝ているのがヒオウギアヤメ。
アヤメは櫛形山。ハナバチが蜜を集めるのに忙しいようです。6年前の7月中旬のことです。
箱根湿性花園にもヒョウモンチョウの仲間がいますが、みんな吸蜜に忙しくてたくさんの写真を撮らせてくれます。玉原湿原のミドリちゃんは恥かしがり屋なのかなあ。
他のミドリヒョウモンの記事
http://blog.so-net.ne.jp/asagi-iro/2006-10-04
http://blog.so-net.ne.jp/asagi-iro/2006-10-17
ミドリヒョウモンのone point
ミドリヒョウモンとメスグロヒョウモンは樹林性のヒョウモンチョウで、長野県では草原性のヒョウモンチョウであるウラギンヒョウモン、ウラギンスジヒョウモンが減少するのとは逆に勢力を伸ばしているそうです。里山が放置され、暗い森林に変化しているのが原因ではないかと「信州の蝶」図鑑に書いてありました。
コメント 0