花道はシロ、名脇役はキイロ【モンシロチョウ・キタキチョウ】 [神奈川県 横浜市]
日曜日の天気予報は全部曇りなので、チョウは飛ばないと思いましたが、
県立四季の森公園に行ってきました。予想に反して園内の花菖蒲園はモンシロチョウがいっぱい。
枯れた花ですが蜜を吸っていました。私のカメラの性能ではこれが精一杯。
(こんなの花の世界じゃ邪道だ。きれいな花でとれ!!・・・・すみません。反省。)
日のあたる花菖蒲園の花道にはモンシロチョウがいっぱいですが、その脇の林との境目には
飛ぶと前翅の翅表の先にある黒が、ちらちら見えるキタキチョウがたくさん飛んでいました。
キタキチョウは季節によって夏型、秋型とあるそうですが、私にはその違いがよくわかりません。
たぶん、ちらちらしている黒がきれいなので夏型だと思います。翅裏の厚塗りの黄色がきれいです。
キタキチョウは成虫で冬を越しますので、早春の4月中旬、舞岡公園のオオイヌノフグリで
吸蜜していたこの個体はきっと寒い冬を乗り越えた秋型のチョウでしょう。お疲れ様でした。
この時期、県立四季の森公園は夜にホタルが飛ぶそうです。土曜日に行けばよかった。
ほーほーホタル来い。こっちの蝶は白いぞ。あっちの蝶は黄色いぞ。ほーほーホタル来い。
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モンシロチョウのone point
モンシロチョウの故郷は中央アジアか西アジアで、その後アブラナ科の野菜(キャベツなど)の渡来と共に日本にも渡ってきたといわれています。
キタキチョウのone point
キチョウの仲間のツマグロキチョウの幼虫は河原に生えているカワラケツメイを食べます。河川改修が進んで食草のカワラケツメイが無くなり、今では幻のチョウといわれています。見てみたい。
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