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お寺シリーズ ~深雪山醍醐寺 その3~ [お寺シリーズ]

お寺シリーズ ~醍醐寺 その1~はこちら
お寺シリーズ ~醍醐寺 その2~はこちら

深雪山醍醐寺
宗派:真言宗醍醐派総本山
本尊:薬師如来
開基:聖宝理源大師(貞観16年(874年))
所在:京都府京都市伏見区

醍醐寺とはいいますが、「醍醐寺」という名前のお寺は実はありません。「三宝院」を中心に複数の塔頭寺院が笠取山一体にあり、それらを総称して「醍醐寺」と呼んでいるとのことです。



下醍醐・金堂の隣の不動堂です。お堂の中には、大日大聖不動明王さまがいらっしゃいます。



これも下伽藍の不動堂です。左の建物が不動堂(上の写真と同じお堂)です。真ん中に立ち不動(大日大聖不動明王)がいらっしゃいます。野外で修する護摩である「柴燈(さいとう)護摩」が修されます。わかりづらいですが、お不動様の前の地上に丸い円盤みたいなのがあります。そこに柴をつんで、護摩を修するそうです。以前、行ったときは、上醍醐に登っている間に柴燈護摩があったようで、戻ってきたときには終っていました…。

「柴燈護摩」とは、醍醐寺の開山尊師である聖宝が山中で始められた護摩だそうです。修験道の修法のようです。修験道は、山や自然を仏として修行するそうです。醍醐寺は、修験道にも大きく関わっており、当山派の本山だそうです。そういえば、真言宗の宗祖・弘法大師も遣唐使として唐に行く前は、山林を巡って修行していたようですね。



そして、この真ん中の像が、修験道の祖・役小角(えんのおづぬ)、神変大菩薩です。7~8世紀に実在されたそうです。伝説の人だと思っていました…。

上醍醐に上ったときの写真が見つからないのです。時間があるときに探してみようと思います。

つづく…
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あんとろん

xml_xslさん:

Nice!ありがとうございます。
by あんとろん (2007-11-05 20:11) 

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