“α100”に付属されるアプリケーションソフトウエア その2 [アプリケーションソフト]
“α100”にはPicture Motion Browser、Image Data Converter SRという2つのアプリケーションソフトが同梱されています。
今回はImage Data Converter SRについて紹介します。
Image Data Converter SRとは?
ソニー製のデジタルスチルカメラで撮影されたRAW形式の静止画(RAWデータ)をパソコン上で表示、調整し、保存するプログラムです。ホワイトバランス、露出、色合い、シャープネスなどの調整を行うことができます。また、あらかじめ設定した画像処理設定を使って、複数の静止画をまとめて調整することもできます。表示・調整した静止画は、RAWデータのままで、または汎用的なファイル形式のJPEG形式やTIFF形式で保存することができます。また、画像をフォルダ単位で表示したり、画像の移動、コピーなどの操作のほか、画像の印刷も行うことができます。
ソフトをインストールしたのち、さっそくImage Data Converter SRで画像データを開いてみます。
データはソフトに対応しているRAWデータやJPEG、TIFFで開くことができます。
今回は先日撮影した道路の写真(RAWデータ)を開いてみました。すると画像と一緒にマスターパレットと呼ばれるウィンドウが表示されました。このマスターパレットでは、ホワイトバランスや露出、色合い(色相)、彩度などを変更することができます。ちなみにRAWデータではない場合(対応しているJPEGやTIFFデータなど)は、ヒストグラム、画像表示位置、撮影情報、トーンカーブのみ表示されます。
RAWデータの場合 JPEGデータの場合
早速データを調整してみることにしました。
調整前の元画像。
22.0mm 1/125秒 F10.0 ISO 100 標準ズームレンズ(DT18-70mm)を使い、オートモードで撮影。
この写真のホワイトバランス、露出、コントラスト、色合い(色相)、彩度を変更してみます。
こんな感じで調整してみると。。。
夕日に照らされた感じになりました。
さらにいろいろ調整して、早朝っぽい写真に。
ちなみに3つを並べるとこんな感じになります。
さらにピクチャーエフェクト機能を使えば、簡単に写真の雰囲気を変えることができます。
左からセピア、モノトーン、ソラリ、ネガアート。
またImage Data Converter SRでは下のように撮影時の詳細なデータを見ることができます。
マスターパレットの撮影情報をポチっとな。撮影情報が表示されます。
撮影情報はImage Data Converter SRに対応しているRAW、JPEG、TIFFなどのデータで見られます。
と、簡単ですが以上です。Image Data Converter SRは画像の調整が簡単に行なえました。写真を撮影したあと、さらに自分の好みに近い写真に調整することができるほか、撮影したときとはまったく違うイメージの写真にも変えることができるImage Data Converter SR。これでさらに写真が楽しくなりました。
(豊田)
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