記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,831件
おのおの十余箇国のさかひをこえて
第3回 よきひとの仰せ
(1)おのおの十余箇国のさかひをこえて
第2章に入ります。3段に分け、まず第1段。
おのおの十余箇国のさかひをこえて、身命をかへ..
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悪をもおそるべからず
(13)悪をもおそるべからず
弥陀の本願は「罪悪深重・煩悩熾盛の衆生をたすけんがための願にまします」の後、最後に「しかれば、本願を信ぜんには、他の善も要にあらず、念仏にまさるべき善なきゆゑに。..
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罪悪深重・煩悩熾盛の衆生をたすけんがため
(12)罪悪深重・煩悩熾盛の衆生をたすけんがため
いや、序列をつけることと差別することとは別だよ、という反論があることでしょう。ただ序列をつけるだけではなく、序列によって扱いに差をつけることが..
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ただ信心を要とす
(11)ただ信心を要とす
ようやく最初の一文、「弥陀の誓願不思議にたすけられまゐらせて、往生をばとぐるなりと信じて念仏申さんとおもひたつこころのおこるとき、すなはち摂取不捨の利益にあづけしめた..
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往生また定まる
(10)往生また定まる
何かが「定まる」という事態について少し考えてみましょう。たとえば結婚が定まる場合。この言い方では、ある人と結婚することに定まっただけで、まだ結婚はしていません。しかし、..
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臨終まつことなし、来迎たのむことなし
(9)臨終まつことなし、来迎たのむことなし
親鸞が、本願を信じ念仏申さんと思い立つそのときに摂取不捨の利益に与ると言うのは、信心し念仏申さんと思い立つときがそのまま往生のときであるということで..
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すなはち摂取不捨の利益にあづけしめたまふ
(8)すなはち摂取不捨の利益にあづけしめたまふ
「弥陀の誓願不思議にたすけられまゐらせて、往生をばとぐるなりと信じて念仏申さんとおもひたつこころのおこるとき」まできまして、それにつづく「すなは..
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南無阿弥陀仏とは
(7)南無阿弥陀仏とは
むこうから名号が聞こえてきて、それにこだましてわれらが名号を称えると言ってきましたが、名号が聞こえるというのはどういうことでしょう。
名号とは「南無阿弥陀仏」ですが..
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念仏申さんとおもひたつこころのおこるとき
(6)念仏申さんとおもひたつこころのおこるとき
これまで「弥陀の誓願不思議にたすけられまゐらせて、往生をばとぐるなりと信じて」について見てきましたが、それにつづいて「念仏申さんとおもひたつここ..
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空と他力
(5)空と他力
『般若経典』は「世界の実相は空である」と語り、『浄土経典』は「阿弥陀仏の本願によってわれらは救われる」と語ります。どこから見てもつながりがあるようには思えませんが、しかしどちら..
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弥陀仏は自然のやうをしらせん料なり
(4)弥陀仏は自然のやうをしらせん料なり
極楽世界にせよ阿弥陀仏にせよ仮構されたものなのに(フィクションなのに)、どうしてそれが真実を語るのかと言われるかもしれません。真実ではないことを仮構と..
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事実と物語
(3)事実と物語
仏法という真実を語るのに、それを「事実」として語る方法と、「物語」として語る方法があります。それは何かある真実を人に伝えようとするときに、それが事実としてこんなふうなありよう..
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