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念仏者は無礙の一道なり
第8回 無礙の一道
(1)念仏者は無礙の一道なり
第7章に進みます。本願念仏を生きる人は無礙の一道を歩むと言われます。
念仏者は無礙の一道なり。そのいは..
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お互いさま
(8)お互いさま
因縁と原因の違いについて、もうひとつ言っておきましょう。因縁は双方向であるのに対して、原因は一方向であるということです。
「つくべき縁あればともなひ」と言うとき、その縁と..
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因縁と原因
(7)因縁と原因
因縁と原因の一目でわかる違いは、因縁は姿をあらわしてはじめてそれを知ることができ、前もっては知ることができないのに対して、原因は前もってそれを知ることができるという点にありま..
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つくべき縁あればともなひ、はなるべき縁あればはなる
(6)つくべき縁あればともなひ、はなるべき縁あればはなる
それに対して親鸞はこう言うのです、「本尊・聖教をとりかえすこと、はなはだしかるべからざることなり。そのゆゑは親鸞は弟子一人ももたず、な..
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ただ念仏して、われにたすけられまゐらすべし
(5)ただ念仏して、われにたすけられまゐらすべし
ここであらためて留意しなければならないのは、「ただ念仏して、われにたすけられまゐらすべし」という「弥陀のよびごえ」は、それだけとして直接どこか..
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ただ念仏して、弥陀にたすけられまゐらすべし
(4)ただ念仏して、弥陀にたすけられまゐらすべし
「親鸞におきては、ただ念仏して、弥陀にたすけられまゐらすべしと、よきひとの仰せをかぶりて、信ずるほかに別の子細なきなり」と第2章にありました。..
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如来よりたまはりたる信心
(3)如来よりたまはりたる信心
法然の仰せはこうでした、「源空が信心も、如来よりたまはりたる信心なり。善信房の信心も、如来よりたまはらせたまひたる信心なり。さればただ一つなり。別の信心にておは..
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弥陀の御もよほし
(2)弥陀の御もよほし
その理由を親鸞はこう言います、「そのゆゑは、わがはからひにて、ひとに念仏を申させ候はばこそ、弟子にても候はめ。弥陀の御もよほしにあづかつて念仏申し候ふひとを、わが弟子と..
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親鸞は弟子一人ももたず候ふ
第7回 弟子一人ももたず候ふ
(1)親鸞は弟子一人ももたず候ふ
次は第6章、師と弟子についてです。
専修念仏のともがらの、わが弟子、ひとの弟子という相論(..
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帰命は本願招喚の勅命なり
(9)帰命は本願招喚の勅命なり
「わがちからにてはげむ善」の場合、「わたし」が第一の起点となっています。「わたし」がこれは善であると認定し、「わたし」がこれをなすべきであると決意しています。し..
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わがちからにてはげむ善
(8)わがちからにてはげむ善
「いのちの系統樹」こそ「ほとけのいのち」ではないでしょうか。ある方から、「南無阿弥陀仏」は「帰っておいで」という呼びかけだと言うが、いったいどこに帰るのか、という..
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同時的なつながり
(7)同時的なつながり
同時ということに疑問が起こるかもしれません。「たまたま行信を獲ば、遠く宿縁を慶べ」という親鸞のことばは、「いま」行信を獲られたのは、遠い「むかし(宿)」にその縁があった..
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