記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,830件
よきひと
(4)よきひと
「いのち、みな生きらるべし」という「本の願い」は、それが何か摩訶不思議な力で直接われらのもとにやってくるのではなく、「南無阿弥陀仏」という「こえ」となって届けられることを見てきまし..
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「ねがい」と「こえ」
(3)「ねがい」と「こえ」
弥陀の本願の力によりわれらに信心が発起することを見てきましたが、二つ目に「真心を開闡することは、大聖矜哀の善巧より顕彰せり」ということ、釈迦の善巧方便がなければこれまた..
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如来選択の願心より発起す
(2)如来選択の願心より発起す
「序」を三段に分け、まずその第一段。
顕浄土真実信文類 序
それおもんみれば、信楽を獲得(ぎゃくとく)することは、如来選択の願心より発起す。真心(真実の信心)を開..
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はじめに
第1回 信とは何か
(1) はじめに
「『教行信証』精読」シリーズの第3回目となります。第1回目は「総序」と「教巻」と「行巻」の途中(いわゆる「六字釈」)まで読み、少し間をおいて、第2回目に..
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ただ念仏のみぞまことにておはします
(7)ただ念仏のみぞまことにておはします
もし親鸞が「よろづのこと、みなもつてそらごとたはごと、まことあることなき」という真理をみずからゲットしたとしますと、その言明自体が「そらごとたはごと」とい..
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よろづのこと、みなもつてそらごとたはごと
(6)よろづのこと、みなもつてそらごとたはごと
この「煩悩具足の凡夫、火宅無常の世界は、よろづのこと、みなもつてそらごとたはごと、まことあることなき」ということばに出あうたびに思い出すことがありま..
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善悪のふたつ、総じてもつて存知せざるなり
(5)善悪のふたつ、総じてもつて存知せざるなり
先の文(1)につづいてこうあります。
まことに如来の御恩といふことをば沙汰なくして、われもひとも、よしあしといふことをのみ申しあへり。聖人の仰せには..
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生死即涅槃
(4)生死即涅槃
確かに生死と涅槃、煩悩と菩提はあからさまに対立しますから、それがひとつだと言われますと戸惑わざるをえません。光と闇はひとつだと言われると、何をたわけたことをと感じるように。しかしこ..
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二種深信
(3)二種深信
「自身は現にこれ罪悪生死の凡夫と信ず」を機の深信、「かの願力に乗じて、さだめて往生を得と信ず」を法の深信と言いますが、大事なことはこの二つの関係です。信心に機の深信と法の深信の二つが..
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本願のかたじけなさよ
(2)本願のかたじけなさよ
「弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、ひとへに親鸞一人がためなりけり」という述懐において親鸞は本願の「ありがたさ」に一人没入していると言いましたが、この「ありがたさ」は..
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ひとへに親鸞一人がため
第12回 みなもつてそらごとたはごと
(1) ひとへに親鸞一人がため
「『歎異抄』ふたたび」も最終回になりましたが、後序からその一部を読んでおきたいと思います。
聖人のつねの仰せには、「..
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賢善精進の相
(9)賢善精進の相
このことばは善導の『観経疏』に出てくるもので、「外に賢善精進の相を現じ、内に虚仮を懐くことを得ざれ(不得外現賢善精進之相内懐虚仮)」とあります。これは『観経』に出てくる「至誠心」..
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