記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,830件
観音・勢至もろともに
8.観音・勢至もろともに
観音・勢至もろともに 慈光世界を照曜し 有縁を度してしばらくも 休息(くそく)あることなかりけり(第19首)
観音勢至あいそろい、慈悲のひかりで世をてらし、縁ある..
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神光の離相をとかざれば
7.神光の離相をとかざれば
神光の離相をとかざれば 無称光仏となづけたり 因光成仏のひかりをば 諸仏の嘆ずるところなり(第14首)
ほとけのひかり相(かたち)なく、こころおよばぬほとけとぞ..
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無明の闇を破するゆゑ
6.無明の闇を破するゆゑ
無明の闇を破するゆゑ 智慧光仏となづけたり 一切諸仏・三乗衆(声聞、縁覚、菩薩) ともに嘆誉したまへり(第11首)
無明の闇を破るゆえ、知恵のひかりのほとけとぞ。..
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道光明朗超絶せり
5.道光明朗超絶せり
道光明朗(みょうろう)超絶せり 清浄光仏とまうすなり ひとたび光照かぶるもの 業垢(ごっく、煩悩の垢)をのぞき解脱をう(第9首)
さとりのひかりほがらかに、清らなひか..
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解脱の光輪きはもなし
4.解脱の光輪きはもなし
解脱の光輪きはもなし 光触(こうそく)かぶるものはみな 有無をはなるとのべたまふ 平等覚に帰命せよ(第5首)
さとりのひかりはてもなし。ひかりにふれるものはみな、..
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弥陀成仏のこのかたは(讃阿弥陀仏偈和讃)
3.弥陀成仏のこのかたは(讃阿弥陀仏偈和讃)
弥陀成仏のこのかたは いまに十劫をへたまへり 法身の光輪きはもなく 世の盲冥(もうみょう)をてらすなり(第3首)
弥陀正覚のその日から、いま十..
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誓願不思議をうたがひて
2.誓願不思議をうたがひて(冠頭讃2)
誓願不思議をうたがひて 御名(みな)を称する往生は 宮殿(くでん)のうちに五百歳 むなしくすぐとぞときたまふ(第2首)
弥陀の本願うたがって 南無阿..
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弥陀の名号となへつつ(冠頭讃)
第1回 浄土和讃(1)
1.弥陀の名号となへつつ(冠頭讃)
弥陀の名号となへつつ 信心まことにうるひとは 憶念の心つねにして 仏恩報ずるおもひあり(第1首)
南無阿弥陀仏をくちにして ま..
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あらゆる規準を超える
(12)あらゆる規準を超える
世の中にはさまざまな規準があり、その規準ではかる物差しがありますが、それは何のためかと言いますと、あらゆるものを分別するためです。「これはこれ、あれはあれ」と分別す..
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ただこれ不可思議不可称不可説の信楽なり
(11)ただこれ不可思議不可称不可説の信楽なり
三心は一心であることが述べられたあと、一心としての信心をその機と法の両面から讃嘆されます。
おほよそ大信心海を案ずれば、貴賤緇素(しそ、僧と俗)..
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こだまとしての称名
(10)こだまとしての称名
それを考えるためには、信心とは聞名であることに立ち返る必要があります。「いのち、みな生きらるべし」という「本のねがい」が南無阿弥陀仏の「こえ」としてわれらにやってくる..
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真実の信心はかならず名号を具す
(9)真実の信心はかならず名号を具す
そして問題の一句「すなはち一切群生海の心なり」ですが、親鸞は個々の群生の心とはせず、一切群生海の心と言います。この「海」の一字が微妙な役回りをしています。す..
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