記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,828件
ためにする信心
(10)ためにする信心
「もしまことの信心をえたら、素晴らしいご褒美がいただける」ということでしたら、「そうか、そうならまことの信心をえるべく努力しよう」となりますし、逆に「もし本願を疑うよう..
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「ば」について
(9)「ば」について
第1首の「弥陀の名号となへつつ 〈信心まことをうるひとは〉 憶念の心つねにして 仏恩報ずるおもひあり」を「弥陀の名号となへつつ 〈信心まことをうれば〉 憶念の心つねにして..
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勧信誡疑
(8)勧信誡疑
冠頭讃2首を読んできました。本願を「信じる」とそれを「疑う」とを対比し、信じる人はそのありがたさに「仏恩報ずるおもひ」がするが、疑う人はこの世を「むなしく」過ごすしかないとうた..
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むなしくすぐ
(7)むなしくすぐ
第2首「誓願不思議をうたがひて 御名を称する往生は 宮殿のうちに五百歳 むなしくすぐとぞときたまふ」の「むなしくすぐ」ということばですぐ頭に浮かぶのは『浄土論』の次の一節で..
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宮殿のうちに五百歳
(6)宮殿のうちに五百歳
冠頭讃の第2首に進みます。
「誓願不思議をうたがひて 御名を称する往生は 宮殿(くでん)のうちに五百歳 むなしくすぐとぞときたまふ」。
「弥陀の本願うた..
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仏恩報ずるおもひ
(5)仏恩報ずるおもひ
第1首「弥陀の名号となへつつ 信心まことをうるひとは 憶念の心つねにして 仏恩報ずるおもひあり」について、三番目に取り上げたいのが「仏恩報ずるおもひ」です。
親鸞は..
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憶念の心つねにして
(4)憶念の心つねにして
次に問題となるのは「憶念の心つねにして」とはどういうことかという点です。これにはしかし親鸞自身が『唯信鈔文意』において答えてくれています、「憶念は、信心をえたるひ..
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弥陀の名号となへつつ
(3)弥陀の名号となへつつ
冠頭讃の第1首です。
「弥陀の名号となへつつ 信心まことをうるひとは 憶念の心つねにして 仏恩報ずるおもひあり」。
「南無阿弥陀仏となえつつ、まこと..
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『浄土和讃』とは
(2)『浄土和讃』とは
さて『浄土和讃』ですが、経典などをもとに阿弥陀仏とその浄土を讃嘆するもので、118首を数えます。その内容をあらかじめ見ておきましょう。
1.冠頭讃2首
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はじめに
第1回 冠頭讃
(1)はじめに
皆さん、こんにちは。これから親鸞の『浄土和讃』を読んでいきます。『浄土和讃』とは何かについては、浄土真宗の門徒の方にとって..
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「無量のいのち」が懐かしいあの人となって
(19)「無量のいのち」が懐かしいあの人となって
われらは「無量のいのち」からあるときこの世に生まれてきて、そして死ぬとまた「無量のいのち」へと還っていくということではないかということ。
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無量のいのち
(18)無量のいのち
このように大乗仏教において利他が欠くことのできない要素として登場することにより、仏のありように根本的な変化がもたらされることになります。ひとりの人間としての仏から、すべて..
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