記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,828件
あひがたくしていまあふことをえたり
(24)あひがたくしていまあふことをえたり
本願に「あひがたくしていまあふことをえた」とき、突然光に照らされるように感じるのですが、それは本願をふと思いだしているのに違いありません。実はもう..
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こころもおよばれず、ことばもたへたり
(23)こころもおよばれず、ことばもたへたり
次に進みます。無称光です。
「神光(じんこう)の離相をとかざれば 無称光仏となづけたり 因光成仏のひかりをば 諸仏の嘆ずるところなり」(第..
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難思議ということ
(22)難思議ということ
次は難思光(なんじこう)です。
「仏光測量(しきりょう)なきゆゑに 難思光仏となづけたり 諸仏は往生嘆じつつ 弥陀の功徳を称せしむ」(第13首)。
「ほと..
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聞光力ということば
(21)聞光力ということば
続いて不断光です。
「光明てらしてたえざれば 不断光仏となづけたり 聞光力(もんこうりき)のゆゑなれば 心不断にて往生す」(第12首)。
「ほとけのひか..
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忘却と想起
(20)忘却と想起
これまで「気づく」ということばを繰り返し使ってきました、光をこうむるとは、これまで気づいていなかったことにふと気づくことだ、というように。ぼくらは智恵が与えられると聞きます..
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智恵の光
(19)智恵の光
次は智恵光です。
「無明の闇を破するゆゑ 智恵光仏となづけたり 一切諸仏三乗衆 ともに嘆誉(たんよ)したまへり」(第11首)。
「無明の闇を破るゆえ、知恵のひか..
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安慰ということ
(18)安慰ということ
「不正をしようと思えばできるのだが、自制して不正をしない」というのは、もうひとつ言いますと、「ほんとうは不正をしたいのだが、自制して不正をしない」ということです。それは..
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許せない!
(17)許せない!
ここで改めて思い出したいのは、自分が何かにとらわれていることに気づくことは、取りも直さずそれにとらわれなくなるということです。それがどうして喜びであるかは、「とらわれなくな..
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法喜をう
(16)法喜をう
次の和讃は歓喜光についてです。
「慈光はるかにかぶらしめ ひかりのいたるところには 法喜をうとぞのべたまふ 大安慰(だいあんに)を帰命せよ」(第10首)。
「慈愛..
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業垢をのぞき解脱をう
(15)業垢をのぞき解脱をう
次の和讃は清浄光についてです。
「道光明朗(みょうろう)超絶せり 清浄光仏とまうすなり ひとたび光照かぶるもの 業垢(ごっく)をのぞき解脱をう」(第9首)..
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こんなはずじゃない!
(14)こんなはずじゃない!
先に(11)、「あゝ、これは煩悩だ」と気づくことが、煩悩という執着から抜け出すことだと述べましたが、同じように「あゝ、オレは悪人だ」と気づくことで、悪への執着から..
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地獄は一定すみかぞかし
(13)地獄は一定すみかぞかし
「いまもう地獄にいるじゃないか」には素直に頷けないかもしれません。確かにここを極楽とは言えないが、だからといって地獄ほどひどくはない、と思うのが普通でしょう。
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