記事 での「猪口」の検索結果 122件
猪口の素焼きにパラフィンをつけました
釉が高台に付かないようにするために、ホットプレートで溶かしたパラフィンをつけました。備前の土ですが、今回は透明釉を掛けます。還元はどうしようかな。大変です。
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引き出物の猪口を半分引きました
娘に頼まれていた引き出物の猪口、やっと半分ろくろで引きました。デザインは志野です。もぐさ土の上等ですから、上手いとこ志野風に出来上がると期待しています。後、20個ほど引かねばなりません。
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もうじやのたわむれ 135
閻魔大王官にそう云われて補佐官筆頭は顔を顰めて見せるのでありました。
「してみると、確かに私は大酒さんにまんまと弄ばれたと云う事になりますか」
補佐官筆頭は顰め面の儘首を何度か横にふるのであり..
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もうじやのたわむれ 133
「朝起きる時に、寝屁をされるのが習慣なのですか?」
首を元に戻して、拙生がどうでも良い事を補佐官筆頭に質問するのでありました。
「ええ。その後かけ布団をちょいと持ち上げて、布団の中に揺蕩う気配の..
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もうじやのたわむれ 129
「それがな、その名前の通りヤツは大酒呑みでな、その酒が原因で、補佐官をしておる時に忘年会かなにかの折り、省家的大失態を演じてしもうてな、閻魔庁を馘首されて、それで自棄になったようで、竟には地獄省を出奔..
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猪口
玉子とがんもどきを戴く。そして屋上へ。藤岡さんが新しい政策研究会を淹れる二階へ。玉子とがんもどきを戴く。
僕は、あの博多塀らしいきちょっと崩れかけた塀が多いよーっと付けたら、猪口容疑者とは会社の江戸..
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石の下の楽土には 99
「ところで」
拙生は話題を変えるのでありました。「島原さんは、この頃いらしてますか?」
「いやあ、ちっとも来ないよ、あれ以来」
「へえ、そうですか」
矢張り島原さんの消息は知れないのであり..
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石の下の楽土には 87
「ああ、そうですか。・・・」
拙生はまたそう繰り返すのでありました。
「実は、娘が墓の中に入ったんだと気づいてからね、私は恐ろしくて恐ろしくて、墓地に行くことが出来ないでいるんだよ」
島原さ..
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石の下の楽土には 86
しかし島原さんにとってはその推理こそが唯一リアルな、娘が島原さんの前に現れなくなった理由なのでありました。それは苦笑った後に島原さんが、酒を注がれるのを拒むように猪口を両手で包むように持った儘、俯い..
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石の下の楽土には 84
島原さんはそう云って猪口から手を離すのでありました。
「いやあ、それは、・・・どうでしょう」
拙生は島原さんが離した猪口に酒を注ぐのでありました。娘が墓の中に入って仕舞った等と云うのは、幾らな..
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石の下の楽土には 83
「それは、・・・」
「島原さんは、屹度、娘がそうしたんだとお考えなんですね?」
島原さんがゆっくりした瞬きをしながら頷くのを見て、拙生は続けるのでありました。「その石の蓋と云うのは、娘の力で動か..
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石の下の楽土には 82
島原さんはまた猪口の酒を一気に空けるのでありました。
「それは、長い時間が経つと、結局剥がれてしまうものなんじゃないですか?」
拙生が云うのでありました。
「いや、女房の墓の納骨棺が開けられ..
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