花は鳥を知るが如く、鳥は花を待つに似たり
「知らない者どうし、縁あって結ばれるのです。縁というものは育ててゆかないと豊かになりませんから、お互いに縁を育ててください。 松原 泰道 (著) 人生百年を生ききる PHP研究所 (2004/08) ..
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感情の波を静めろ
　さとりとは、煩悩や迷いがなくなった状態でなく、それらが、静められ、制せられてバランスの取れた状態のことです。テレビの画面を調整するのにも似ています。画面が乱れると波立ちますが、それをうまく調整するよ..
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真理を見る者は私をみている
P198イエス　イエスは言われた。「私は道であり、命である。私を通じてでなければ、誰も父のもとへ行くことはできない。フィリポよ、今までずっと一緒にいたのに、まだ私のことをわかっていないのか。私を見る者..
タグ： イエス ブッダ 松原 泰道 佐藤 優

経だらにというは文字にあらず
　「経だらに（梵語で、善法を保ち悪法をさえぎる言句）というは文字にあらず、一切衆生の本心なり。本心を失える人のために、さまざまのたとえをとりて教えて本心をさとらしむなり。文字をまことの経というべからず..
タグ： 松原 泰道 聖一国師

「般若心経」のこころ
般若心経は、「現実の空しさ、うつろさを徹底して実感せよ（色即是空）、すると、現実に生きる価値と意義が十二分に自覚できる（空即是色）」と教えます。　空しさやうつろさは、しかし、死とか別れのようなくらい場..
タグ： 松原 泰道

おのれを制（ととの）えよ
釈尊はこのように阿難に教え悟しました。　おのれこそおのれの救主（あるじ）　おのれこそおのれの帰依（よるべ）　さればまこと商人の良き馬ををととのうるが如く　おのれを制（ととの）えよ（「法句経」３８０) ..
タグ： ブッダ 松原 泰道 フリードリッヒ・ニーチェ 白川密成

己を愛しいと知る者は他を害してはならぬ
「いつもお話をうかがっておりますと、自分より他人を愛せとおっしゃっておられます。それなのに、なぜ、自分が最高にいとおしいということが、正しいのでしょうか？」　すると釈尊は、こうお答えになったのです。「..
タグ： 松原 泰道 ブッダ

「自己を考察し、思索する宗教」が仏教
  「今日の機械文明は神が創ったのではない。勝れた科学者の知識の然らしめるところである。しかし、文明を開発したそもそもの張本人である人間そのものについては、科学者は十分に知ろうとはしなかった。この不注..
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できない理由を考えるな
  難問にぶつかると、つい「できない理由」を考えたくなる。だが、いくら、できない理由を並べても、それで問題が解決するわけではない。だったら、「どうすればできるか」を考えることに集中する。やればできる場..
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方便と智慧
大乗仏教では方便と智慧の両方を修行すべきだといわれますが、方便とは慈悲のことであり、智慧というのは現実を理解する哲学的見解のことです。ダライ・ラマ14世テンジンギャツォ (著), Tenzin Gya..
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世間虚仮　唯仏是真
  「真実不虚」で、思い出されるのが、聖徳太子のご遺言の「世間虚仮　唯仏是真」のお言葉です。　その意味は「人間が住むこの世の中は、無常と無我の移ろいの現象にすぎない。この現象をつらぬく因縁の道理だけが..
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試練に遭遇した時
 凡（ およ ）そ遭う所の患難変故、屈辱讒謗（ ざんぼう ）、払逆の事は、 皆天の吾（ わが ）才を老せしむる所以にして砥礪切磋（ しれいせっさ ）の地に非ざるは莫し。 君子は当に之に処する..
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