『天涯の砦』小川一水
ＳＦ。宇宙ステーションで、事故が起き、漂流し始めた区画に取り残された生存者の話。構成も巧みで、良くできてはいる。どうも、同じ世界を舞台にした続編も考慮されているようで、設定も細かく作られているし、..
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『時砂の王』小川一水
時間物のSF。異星人との戦いを過去に遡って行う話だが、3世紀の邪馬台国が舞台になっている。この手の時間物だと、タイムパラドックスが問題になる筈だが、分岐する時間軸ということで、どこか一つでも生き残..
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『妙なる技の乙女たち』小川一水
SF。軌道エレベーターの建設された東南アジアの海上都市を舞台にする連作短編集。一作毎に主人公が異なるが、すべて若い女性である。七話収録なので、それなりにバラエティーに富んでいる。SFとしてもそれなりに..
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『老ヴォールの惑星』小川一水
　 ＳＦの短編集。４篇収録されているが、ＳＦマガジンに掲載されたのが２篇、書き下ろしが１篇、同人誌に掲載されたものの改訂版が１篇となっている。「ギャルナフカの迷宮」は既に同人板を読んでいたのだが..
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『疾走！千マイル急行（上）』小川一水
　 長大な装甲列車が、大陸を右往左往する話。装甲列車と言っても、真ん中に豪華な急行列車が挟まれていて、主人公の少年はそれに乗っている。色々と伏線も多く、設定もそれなりに凝っている。ストーリーとし..
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『フリーランチの時代』小川一水
短編集。ハードSFばかりでもないが、ネタ先行型の純然たるSFばかりである。『時砂の王』の外伝も一話収録されている。ネタもかなりバラバラではあるが、『時砂の王』の外伝を除けば、帯にあるように人類の変容と..
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『不全世界の創造手』小川一水
主人公の少年が、新しい発明を行い、世界を変えていく話。一発ネタのSFである。野尻抱介の『ふわふわの泉』と似ているが、それに現実の政治とかいった話を付け加えたような感じである。同じ作者ならば、『第六大陸..
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『風の邦、星の渚　レーズスフェント興亡記』小川一水
一応SFではあるが、ほとんど、ドイツを舞台にした小さな町が発展する有様を描いた歴史物と言った方が良いだろう。SF的な要素もあるが、それがメインというわけでもない。歴史物としては、かなり本格的で、割と経..
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風の邦・星の渚　レーズスフェント興亡記
風の邦・星の渚　レーズスフェント興亡記のレビューです。 風の邦・星の渚　レーズスフェント興亡記 角川春樹事務所（ハードカバー）　著：小川一水　装画：村田蓮爾 「導きの星」や「老ヴォールの..
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