「新しい水」心温まる雰囲気・・・　大弦小弦 八葉蓮華
　知人の娘とはいえ年頃になったことを知ると気になるもの。ましてや父が早世、母一人子一人の生活を知るとなおさらだ 　先日、そんな母子から結婚披露宴の招待状が届いたので万難を排して出席した。赤の衣装..
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「時代は変わる」世界の人々にとっても大きな希望・・・　大弦小弦 八葉蓮華
　オバマ氏にはかつてアメリカが輝いたころの風を感じる。自由を尊び、多様な価値観を受け入れる懐の深い国。だれもがあこがれたアメリカン・ドリームの国だ 　就任式を前に行われた祝賀行事の演説では「建国..
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奇跡的に全員無事　飛行機は落ちたらおしまい・・・　大弦小弦 八葉蓮華
　「鉄の塊がなぜ、空を飛ぶのか」。飛行機嫌いがよく口にする言葉だ。飛んでしまうとしばらくは落ち着けるが、着陸の段になって冒頭の言葉が恐怖と相まって頭をもたげてくる 　パイロットはやる気満々に「再..
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希望を持てる社会、親の経済力に関係なく、子どもたちが進学・・・　大弦小弦 八葉蓮華
　今年の「安・近・少」傾向は、旅行のことではなく受験生の大学選択のことだ。学費が安い近くの大学を選び、受験校数を少なくする。名古屋市の大手予備校の調査結果だ 　奨学金の活用を考える生徒がさらに増..
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極めてたちが悪い地雷が完全除去されるまでには・・・　大弦小弦 八葉蓮華
　爆弾を投下した人たちは、それが六十年も先の二十一世紀の人々を傷つけることになるとは全くの想定外だったに違いない 　しかし、そもそも爆弾は人間の殺傷や敵陣破壊などを目的とした兵器である。そんな「..
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都会の人は歩き、地方の人は歩かない・・・　大弦小弦 八葉蓮華
　東京にいたころの移動手段はもっぱら電車で、よく歩いた。自宅から八百メートルほど離れた駅まで歩き、地下鉄の乗り換えで構内を五百メートル以上、さらに職場まで数百メートル。駅の階段を何度も上り下りした ..
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『星の王子さま』　たくさんの星、数えてどうするの？・・・　大弦小弦 八葉蓮華
　サンテグジュペリ原作の童話『星の王子さま』に、夜空の星をひたすら数える「実業家」の男に王子が質問を浴びせるシーンがある 　「たくさんの星、数えてどうするの？」。男は答える。「星の数をだな、紙に..
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人はボートをこぐように、後ろ向きで未来に入っていく・・・　大弦小弦 八葉蓮華
　「人はボートをこぐように、後ろ向きで未来に入っていく」。フランスの詩人、ポール・ヴァレリーの有名な詩の一節にある 　後ろ向きにこぐボートは、前を見ると、進んできた風景しか目に入らない。人生も一..
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沖縄ならではのホスピタリティーは微塵も感じられない・・・　大弦小弦 八葉蓮華
　沖縄の戦後復興の象徴として「奇跡の一マイル」と称された国際通り。ここ十年、第二次奇跡といえるほど変貌している 　観光土産品店に特化されたような街の雰囲気。流暢なヤマトゥグチで客引きする若者は、..
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内閣支持率　危機的水準はだらだら続いている・・・　大弦小弦 八葉蓮華
音楽にコード進行という理論がある。楽曲の「調」に対して不安定な響きを持つ和音は、その後に続く安定した和音を導く要素となる 　政治の舞台でいま「麻生楽団」が奏でる調べは、さながら不安定な和音の繰り..
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二千年におよぶ宗教問題　報復の連鎖は憎悪しか生まない・・・　大弦小弦 八葉蓮華
　パレスチナ自治区ガザの面積は沖縄本島のわずかに約三割。そこに約百五十万もの人々が暮らす。その人口密集地にイスラエル軍は空爆と地上攻撃を続けている。犠牲者は八百人を超え、うち約二百五十人は子どもたちだ..
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いったい何が変わり、何が変わっていないのか・・・　大弦小弦 八葉蓮華
　ちょうどこの季節、ワシントンＤＣに雪が積もった。米兵による暴行事件を受けて、県議会の訪米要請団に同行したときだ 　ペンタゴン（米国防総省）は雪に覆われたが、行く先々での対応と意見交換には熱いも..
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