記事 での「ポエム」の検索結果 255件
物言わぬアイツ
静まる夜の居間に響く古時計
虫の声は聴こえていたのか
掘りごたつに火は灯っていたのか
まるで覚えていない
アイツはしつこい僕から
逃げるでもなく
応戦するわけでもなく
ただ少..
タグ: 詩 創作 ポエム
知らない街
知らない街に向かい何を思う
歩きながらうつむいて影を踏んだ
鳥が二羽遊びながら飛んでいった
こちらのゆらゆらミツバチは仕事中だろうか
何時なのかもわからない
まだ陽は高い
もし..
タグ: 創作 詩 ポエム
あの日
薄暗かったビルの奥
休みの日に一度だけ入って反対からでた記憶
5歳の頃に歩いたあの日
屋上の有刺鉄線のハシゴの上
登って端から地上を見て足が震えた
5歳の頃に怖かったあの日
斜めに..
タグ: ポエム 詩 創作
残った足跡
茶色く大きな体は夏に弱く、風を待ち、熱を嫌う。
ときどき動く。ときどき。
思い切り遊ぶことはまた今度までお預けだ。
ボールと砂場がお気に入り。
何故に走り行くのか。
どこに向かうのか..
タグ: ポエム 詩 創作
回し車
くるくると回るカゴの中のハムスターを横目で見ながらコーヒーをすすった。
かなり速い速度で回している。
今日は俺が見ているからいつもより多めに回してくれているようだ。
狭いカゴの中で、毎日エサ..
タグ: ポエム 詩 創作
弱きなマインド
春もすぎて
変わりゆく季節
今は 初夏
帽子を目深に被って
日よけは出来ても
心までは隠せない
悲しい過去のせいで
わたしの 歩幅は ひどく小さい
誰かの差し伸べる手を取っ..
タグ: ポエム
夏休み
あの頃に見た空は遠かった
手の届かない彼方に光る雲
裸足で走った土の香りが記憶を呼び起こす
湿った草の臭いや見たこともない虫が嫌いだった
何もない山がさみしかった
でも楽しかった夏休み
..
タグ: 創作 詩 ポエム
線香花火
幾分涼しくなってきたようだ
陽が落ちてもう大分たったからだろう
遠くから誰かの笑い声らしきものが聞こえてくる
下駄の音も微かに響いて消えた
そっと取り出した線香花火
パッと火を点ける..
タグ: ポエム 詩 創作
The Sun will Rise
西の空と太陽が 凛として盃を交わす 幻想の余韻は雲に滲み 東からゆっくりと目覚めた闇が紅を優しく抱く  いったいど..
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The Hospital
手持ち無沙汰でふと見上げた夜空 火の星から受ける劣等感と 地の星を見下す優越感が、素晴らしく綺麗に混じった光が  僕の心を満たして ..
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