三度(みたび)二村一夫氏の反論に答える――「労働者の声」(『国民之友』95号、1890年9月23日)の筆者をめぐって
三年ぶりのブログ更新となります。
日本で最初に労働組合の結成を主張した論説とされる「労働者の声」(『国民之友』95号、1890年9月23日)の筆者は誰か、という問題をめぐり、三年前、二村一夫氏(..
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再び二村一夫氏の反論に答える(3・完)――「労働者の声」(『国民之友』95号、1890年9月23日)の筆者をめぐって
「再び二村一夫氏の反論に答える」は今回で完結します。
これまでの二村一夫氏と私との論争の経過と、私の主張については、以下の本ブログ記事をご覧ください。
①「労働者の声」(『国民之友』95号..
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二村一夫氏の反論に答えるーー「労働者の声」(『国民之友』95号、1890年9月23日)の筆者をめぐって
明治時代の総合雑誌として著名な『国民之友』の95号(1890年9月23日)の社説欄に掲載された無署名の論説「労働者の声」は、日本で最初に労働組合の結成の必要を説いた文章の一つとして知られている。
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「労働者の声」(『国民之友』95号、1890年9月23日)の筆者について
本ブログ5月1日の投稿で、日本で最初に労働組合の結成の必要を説いた文章の一つとして、明治時代の総合雑誌『国民之友』の95号(1890年9月23日)の社説欄に掲載された無署名の論説「労働者の声」について..
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再び二村一夫氏の反論に答える(1)――「労働者の声」(『国民之友』95号、1890年9月23日)の筆者をめぐって
【はじめに 論争の経緯と問題の所在】
まず、労働史研究者の二村一夫氏(法政大学名誉教授)と私との間の論争の経緯をふりかえっておこう。
論争の中心のテーマは、『国民之友』の95号(1890年..
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再び二村一夫氏の反論に答える(2)――「労働者の声」(『国民之友』95号、1890年9月23日)の筆者をめぐって
前回の投稿に続き、「労働者の声」(『国民之友』95号)の筆者は誰か、をめぐる二村一夫氏(法政大学名誉教授)と私との論争で、二村氏の反論に対する私の応答の第二回目である。
今までの論争の経過につい..
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