ミリオネア・マインド 大金持ちになれる人 [読書(マネー)]
全米一のマネー・コーチであるハーブ・エッカー氏のベストセラーを、「ユダヤ人大富豪の教え」の本田健氏が翻訳したとあって、シンプルな中に含蓄の多い本となっています。何度でも読むようにエッカー氏も進めていますが、確かに繰り返し読み、少しずつでも本書の内容を実行にうつせば、ミリオネア・マインドを身につけ、お金を持つ人になれそうな気がしてしまいます。
ミリオネア・マインド 大金持ちになれる人―お金を引き寄せる「富裕の法則」
- 作者: ハーブ エッカー
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2005/10
- メディア: 単行本
まず、お金に対する考え方は自分の経験の範囲、特に子供の時に影響されたお金に関する経験(言葉、お手本、トラウマ的体験)によって決まっているということが述べられ、お金持ちになるには、お金持ちになるための、お金に対する態度、つまりミリオネア・マインドを持たなければならないというメッセージが語られています。金持ちは欲張りだとか、株は儲からないという言葉を聞いて育てば、深層心理で、金持ちになることに抵抗を持ち、株で儲けることが信じられなくなり、こうした思考は現実化してしまうので、こうした深層心理のお金へのネガティブな考えをまず書き換える必要があるということだそうです。
こうした原則が実例を元に紹介された後に、具体的なミリオネアマインドとして17の法則について説明しています。これから試そうと思ったいくつかをあげると、
「金持ちになれる人は絶対に金持ちになれると考える、お金に縁のない人は金持ちになれたらいいなあと考える。」
「金持ちになれる人は大きく考える。」
「金持ちになれる人は、自分が抱える問題より器が大きい」
「金持ちになれる人は、両方とも手に入れたいと思う。」
などでしょうか。正直なところ、これまでお金のことを大事にすると言うことはあまり品のいいことではないとか、お金より大切なことに集中すべきだとかいった気持ちが深層心理ではあったように思います。すこし前なら、この本を読むこともなかっただろうし、これだけ、「金持ちになるには」ということを書かれると、かえって辟易としてしまっていたと思います。
しかし、経済的自由を手に入れることは、人生を豊かに生きる上で、一つの重要なファクターだということを感じるようになった最近では、金持ちになることについて学ぶことを、抵抗なく受け入れることができるような気がしています。
もう一つ、この本でいい表現だと思ったのは、「お金は自由の獲得を任務とする兵隊」というところで、自分の自由の戦士を簡単に失うことがないよう、きちんと管理して、資産形成をする必要があるという意味なのですが、今後、この言葉を思い出し、自分のお金を管理していこうという気持ちになりました。
なによりも、本を読んだだけでは変わりませんので、今から少しずつ行動を起こしていこうと思います。まずできそうなのは、お金に関する考え方を変えていくこと、きちんとお金を管理していくこと、といったことですので、実践していきたいと思います。
酔った友人から「今ウィーンのカジノぉ〜」という電話を受けこの記事を思い出しました。私はカジノとか宝くじとかどうしてもお金無くなりそうなイメージで(^^;)。お金ではないですけど、「こんな人生をおくる」に関して夢は大きく、夢を見続けてきたようです。経験的にも案外思う通りになるもんだと感ます。If you dreamt it, the dream will come true. その夢にお金が必要であれば、それも必然的になんとかなる、位に思ってます。はははー。ちょっとallogantですかね(^^;)
by usagi (2005-11-12 17:18)
私の場合、今までお金に無頓着すぎた反動だと思います。それから、仕事でない私生活の部分での「こんな人生送る」ということにも無関心だったかも。いまは、もう少し具体的に「こんな人生」を考え始めているとこでしょうか。
by Tomo (2005-11-13 18:01)