ホロヴィッツのピアノを弾いてきました! [ピアノ]
昨日、横浜馬車道ピアノサロン(http://www.pfpf.jp/top.html)にて、
ホロヴィッツのスタインウェイコンサートグランド#314-503を弾いてきました!
スタインウェイのマークがある地味な建物の入り口を入ると、
おー、ここだ、間違いないです!
鍵盤中央のスタインウェイ・アンド・サンズの紋章が渋く光ります。
ニューヨーク製のスタインウェイです。
これが、ホロヴィッツのピアノの証。シリアル番号314-503。
表面は細かい傷がいっぱい付いていて、ちょっとくすんでいて、さすがに古いピアノだなあ、と感じさせますが、タッチは軽くてものすごく滑らか揃っています。ホロヴィッツが実際に使っていた時には鍵盤を下げる時の重さは42g重だったそうで、標準50g重前後狙いのスタインウェイとしては異常な軽さだそうです。
その状態のままだと普通の人には軽すぎてとても弾けたものではないそうで、いまは標準に近く、でも50g重は切った、平均よりもずっと軽めにしてあるとのことでした。
触った感じはウチのクラビノーバくらいに、指に抵抗が無い軽さでした。クラビノーバと違い、鍵盤は素早く戻ってきますが、それでもあれ以上軽いと確かにキツイかなと思いました。
音色は、低音は強弱で大きく変化しました。弱めに弾けば優しい音が、ある程度強いとお腹に響く「ドスン」という音が出ました。
高音はよく響くきれいな音でした。
かなり強く弾いてもキンキンと歪んだ音になることなく綺麗にどこまでも伸びていきます。
総じて、これまで触れたピアノのなかでは明らかに特異な音・タッチだと思いました。
このピアノを自由自在に操って、あのすごい演奏を生み出してきたんですねぇ。。。
弾いているところ(↓)
うーん、ピアノを習っていなかったら、こんな体験も出来なかったよなー(感泣)
>sakuran-ponさん
Nice! ありがとうございます♪
by さといも野郎 (2007-12-23 23:48)