SSブログ

ゼミ発表3回目 [MOT in School M1]

 早くも3回目のゼミ発表です。年内はこれで最後になります。最近レポート等の宿題が立て込んできたので、余り修論のための調査に時間を割けていません(汗)。まあ、これは言い訳でもありますが、そうは言っても、(発表の)数日前からどんな発表内容にするか考え始めました。今私が考えている修論のアイディアは、「製品開発における開発形態」です。具体的には、俗に「垂直統合」とか「水平分業」とか呼ばれている製品開発手法の次世代を提案できないかを研究しようと思います。

 あるカテゴリーの新製品のPLM(Product Life Cycle)を考えたときに(ここでは分かりやすい一例としてPC向けDVDドライブを取り上げます)、その製品の開発手法は下記のような変遷をたどりました。

①松下電器、東芝やパイオニアのような、全ての要素開発が可能なメーカーが垂直統合の強みを活かして第一世代の製品を開発し、市場へ参入する

②市場の拡大に対応する為に、光学ピックアップ(サンヨー、日立、ソニー)や信号処理LSI(NECエレクトロニクス、MediaTek、ルネサス)等のキーデバイスを国内外の専業メーカーから調達する

③韓国、台湾のメーカーが参入を始める。部品調達は既に上記の専業メーカーから調達可能なので、先行するメーカーと同等の水準に早期にキャッチアップ出来る。キーデバイスは完成品を購入する為、開発コストの負担額が少なく、低価格で製品が供給可能である(第二世代以降)。このときの開発手法は「水平分業」です。

④先行したメーカーは開発コストの回収が重荷となって、コモディティ化に伴う製品の価格下落に追従できなくなり、シェアが低下する。その為、さらに投資回収が遅れ、ネガティブ・スパイラルに突入する

 つまり、④のような状況になったときに、日本の企業はどのような手を打てば良いのかを私は提言したいと考えた訳です。...話が段々大きくなってきました(笑)。結局今回は、自分の会社が今どうなっているかを調べてお茶を濁すことにしました(汗)。

 発表そのものは、今回もT本・Y本先生は2年生をご指導されているので、私たち1年生の発表はアットホームな雰囲気の中進行されていきました。でも次回はT本・Y本先生の前で発表しなければならないので、しっかり調べておきたいと思います。

 ゼミの後の飲み会は、今回はWさん、K柱さん、N村さん、U住さんと私で「東横組」分科会と相成りました。場所は良く行く中華料理の店です。

香港料理 華翠苑(カスイエン)

2980円でコースと飲み放題になるので、迷わず選んで、紹興酒飲みすぎで今日は二日酔いです...。

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0