喜多院五百羅漢(埼玉県川越市) [歴史散歩]
埼玉県川越市小仙波町にある喜多院(天台宗)の山門をくぐると右手に「五百羅漢」があります。
五百羅漢は、釈迦如来像・普賢菩薩・文殊菩薩とこれらを取り巻く535体の小さな羅漢像から成っています。「羅漢」とは「阿羅漢(あらかん)」の略で、悟りに達した者のことですが、日本などではお釈迦樣の弟子としてとらえられることが多いようです。
川越の北田島村の志誠(しじょう)という農民が1782(天明2)年に造り始めたのが始まりで、後に喜多院の僧侶や支援者の力で造立は引き継がれ、1825(文政8)年に完成したそうです。(2006年7月9日)
■参考資料
『喜多院(川越)下 文化財』柳田敏司・有本修一、さきたま出版会、1991年
『新版角川日本史辞典』朝尾直弘・宇野俊一・田中琢、角川書店、1996年
『埼玉県の歴史散歩』埼玉県高等学校社会科教育研究会歴史部会編、山川出版社、2005年
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これでけあると凄い迫力ですね。
しかも一体一体、お顔も姿勢も違うのですね。
一体ずつ丁寧に見ても飽きませんね。
by しずか (2006-08-03 21:53)
>しずか様、こんばんは。コメントいつもありがとうございます。いろいろな表情があって実に楽しいです。
自分と似ているのが見つかると、もっと楽しいと思います。
この喜多院は、徳川家康公や僧天海ゆかりの寺院で、川越を代表する観光地の一つです。
いま仕事が忙しくて、なかなか更新できないのですが、マイペースで更新するつもりです。
これに懲りずにまた遊びに来て下さい。
by i-shinkuro (2006-08-03 21:59)
ご訪問頂き、nice&コメントありがとうございました。
たまに川越の喜多院には行くことがあるのですが、まだ五百羅漢を覗いたことがありませんでいた。
こんど覗いてみようかと思います。
by mabochan (2006-08-04 13:08)
異様な雰囲気ですね。迫力に圧倒されます。
by マイケル (2006-08-05 18:25)
>Mabochan様。ご訪問感謝です。私も喜多院には何回か行っているのですが、五百羅漢は初めてでした。ユーモラスな羅漢様もいてなぜか心がほっとしました。
これからもよろしくお願いします。
by i-shinkuro (2006-08-06 11:18)
>マイケル様、いつもありがとうございます。確かに最初は私も異様な雰囲気に驚きましたが、よく見てみるととても親しみのあるお顔立ちの羅漢様もたくさんいました。
そうした羅漢様を撮影すればよかったですね。
またよろしくお願いします。
by i-shinkuro (2006-08-06 11:21)