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花園城跡(埼玉県大里郡寄居町) [埼玉県の城館跡]


(記事作成中)関越自動車道の花園インターチェンジから国道で秩父方面に走ります。
 本郭跡の東側にある堀切を南から見た写真です。左が本郭で右が二の郭です。この堀切の南側は途中で西に直角に折れ曲がって本郭の南の方に伸びています。

 西から東方向に見た花園城跡の全景。北側(写真左)の斜面は急峻であるのに比べて、南側斜面は緩やかになっています。このため南側の斜面に、より強力な防御の仕組みを施す必要があるわけです。

 城跡の南側にある諏訪神社の裏の山道を西に向かって歩いていくと、竪堀(たてぼり)につきあたります。ここから先は山道が途絶えていましたので、この竪堀を通って頂上を目指しました。枯れ葉が多くてかなり滑りやすい状態でした。写真は竪堀を下から撮影したものです。
 写真ではわかりにくいのですが、南側斜面にあるこの竪堀は二重になっています。写真の左にもう一本の竪堀が平行して走っていて、頂上に向かって伸びています。
 この竪堀は上で横堀に突き当たり、右(東)に進むと堀切に連結しています。このような複雑な仕組みはこの花園城跡の大きな特徴のひとつです。

 本郭の東南にある腰郭の小口と思われるところに見られる石積み。

 二の郭の東の端にある土塁跡。

 二の郭の東側にある巨大な堀切跡。この東にあるのが三の郭です。この堀切は南側で西方向に直角に折れ曲がり、前述した二重の竪堀と連結しています。

 堀切

 本郭跡。


 花園御岳城跡(2004年2月1日撮影)

■参考資料

『城郭資料集成 中世北武蔵の城』梅沢太久夫、岩田書院、2003年


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